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伊那市表彰式典が開催

11月3日(木)に伊那市表彰式典が開催され、地元県会議員として出席しました。

市では、毎年文化の日に表彰式典を開催しており、各分野で顕著な功績を残された方々を表彰しています。

今年は、地方自治、寄付、教育文化、産業、保健衛生、善行の6分野から、12名・6団体が表彰されました。

いずれの皆さんも、長きにわたり各分野で市政発展に貢献されました。

一つのことを長く続けるには、相当な努力も必要ですし、誰にでもできるものではなく、受章された皆さんには、敬意と感謝を申し上げたいと思います。

受賞団体の「鈴音(すずね)の会」は、20年以上の長きにわたり音訳のボランティア活動を続けてこられました。現在は、新聞などをパソコンで録音し、希望者にCDを配布しています。目が不自由な方には大変感謝されています。

私は式典の中で、「コロナ、ウクライナ、物価高騰、旧統一教会問題など、世の中は暗い出来事ばかりである。それぞれの分野で活躍されている皆さんが、今日こうして表彰を受けたことは、市民にとっては大変明るい話題であり、市民は元気をもらえると思う。今後も、受賞者の皆さんにはこれまでの経験を生かして市政発展のためにご活躍いただきたい。」旨の祝辞を述べさせていただきました。

 


県議会の県外調査を実施(2)

11月1日と2日に県議会議会運営委員会の県外調査を実施し、委員長として参加しました。

2日には福井県議会(議員定数37名(長野県は57名))を訪問し、情報技術活用や議会改革について調査を行いました。

1 情報技術活用

① タブレット端末の導入

・ 今年度8月から研修による運用を開始しました(長野県は来年度導入予定)。

・ 本会議、委員会、協議会等など議員が出席する会議の資料は、全てデータ化し、端末により閲覧が可能になります。

・ 令和4年度は紙と電子データを併用しますが、令和5年度からは段階的に紙は廃止していきます(長野県は運用開始後段階的に紙を廃止)。

2 議会改革

① 議会改革検討会議(平成20年度設置)を毎年度複数回開催しています(長野県は未設置)。改選前の最終年度に4年間の総括を行い、改選後の検討事項を協議します。

② 県政調査チーム(令和1年度設置)を4つの常任委員会ごとに議員と議会局職員で構成し、定例会ごとに調査研究を行っています(長野県は未設置)。

 

※ 議会改革検討会議と県政調査チームは、大変参考になりました。


県議会の県外調査を実施(1)

11月1日と2日に県議会議会運営委員会の県外調査を実施し、委員長として参加しました。

1日には富山県議会(議員定数40名(長野県は57名))を訪問し、広報・広聴活動や議会改革について調査を行いました。

1 広報・広聴活動

① 若者向けの活動

・ 高校生との意見交換会(平成28年度から)と主権者教育を目的に高校での出前講座(議員が出向く)(令和3年度から)を実施しています(長野県は出前講座は未実施)。

・ 議会広報紙「TOYAMAジャーナル」を発行し(令和3年度から年1回発行)、県内高校に配布するとともに、県内公民館や図書館などに置いています。広報紙では、各議員の一般質問のQ&Aを分かりやすく掲載しています。

② 本会議等のインターネット配信等

・ 本会議、予算・決算特別委員会の生配信と録画配信を行っています(長野県議会は、特別委員会については未実施)。

・ 本会議のケーブルテレビでの生中継を行っています(長野県も実施)。

・ 常任委員会の録画配信を今年度11月定例から配信します(長野県議会は未実施)。

・ 「こんにちは県議会です」を発行(年1回)しています(長野県は年4回発行)。

2 議会改革

① 議会改革推進会議(平成30年度設置)を開催しています(長野県は未設置)。毎年度行動計画を策定しています。

② 改革の一環としてタブレット端末を導入し、今年度6月議会から施行を開始しました(長野県は来年度導入予定)。

③ 令和2年度に議員報酬条例を改正し、長期欠席(病気等)に係る議員報酬の減額が可能となりました(長野県にはない)。

 

※ 議会広報紙「TOYAMAジャーナル」、常任委員会のインターネット録画配信、議会改革推進会議、議員報酬条例(議員報酬の減額が可能とするもの)は、大変参考になりました。