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県政だより「令和2年新緑号」を発行

県政だより「令和2年新緑号」(Vol.16)を発行しました。

今回は、最近の私の活動内容をお知らせするものです。

主な内容は、

【表面】県政だより令和2年新緑号(表)

  •  私がこれまでの議会一般質問で提案し、今年の2月議会定例会で予算計上されたり事業化したもの。条例制定につながったもの。
  •  今年4月の議会臨時会の内容(新型コロナに関する予算)
  •  県議会の常任委員長に就任
  •  私の今年度の役職

【裏面】県政だより令和2年新緑号(裏)

① 3月以降のブログ(新型コロナ特集:新型コロナに関する議員活動や私の考え方などを記載しています。)

県政だよりは、私の活動を知っていただくためには大変重要なものです。県政報告会で配布したり、郵送などでお届けしています。

次回の県政だより(夏号)は、今年の2月議会定例会と6月議会定例会の私の一般質問の内容を記載したものを発行します。


新型コロナと介護

新型コロナの感染拡大は、様々な分野に影を落としています。

私の母は、5年前から老人介護施設でお世話になっています。それまでは、デイサービスやショートステイを利用していました。本当に親切に介護をしていただき、ありがたく思っています。

施設で暮らしていると、四季の変化や世の中の様子などに疎くなります。新型コロナのことも、実感できないかも知れません。5月は新緑の美しい季節ですが、自然を満喫することもできません。

先日家から出て富県方面の山すそをウォーキングしましたが、花桃が美しく咲き誇る場所を見つけました(写真)。母に、見せてあげたいと思いました。

母の入所施設では、コロナ対策には大変な神経を使っています。施設内集団感染を防ぐために、あらゆる対策を取っています。当然、面会は禁止です。

過日、厚労省から高齢者施設のデイサービスとショートステイに関する調査結果が公表されました。それによるとコロナの感染拡大に伴い、全国では実に858事業所(長野県では7事業所)が休業をしています。休業の主な理由は感染防止で、多くの場合は自主的な判断によるものです。

コロナの特措法は、緊急事態宣言の発令地域では、蔓延防止のためにデイサービスとショートステイを行う事業に対しては、知事が休業を要請できると規定しています。

休業により、本人の体調が悪化したり、家族の不安や負担が増加するなど、大きな影響があります。

このため県では、休業に伴いデイサービス等の代替サービスを実施する事業者に対して、助成する制度(補助率10分の10)を作りました。

施設の職員の皆さんは、感染の恐怖に耐えながらも日夜本当に頑張っています。慢性的に職員数が十分ではない中で、コロナ対策で職員の負担は更に大きくなっています。

高齢者施設の抱える最大の課題は人材確保です。人材確保が進まない理由に、他の仕事に比べて給与水準が低いこともあります。

介護は、直接人に触れサービスを提供する崇高な仕事です。とてもやりがいのある仕事ですが、まだまだ社会の理解が十分ではありません。

国には人材確保のための施設への様々な支援策を充実するとともに、職員の待遇改善を進めて欲しいと思います。


矢車菊と麦畑

先日富県方面をウォーキングしていましたら、麦畑の土手にきれいな矢車菊(ヤグルマギク)が咲いていました。

麦の緑と花の青紫のコントラストがみごとで、思わず足を止めて見入ってしまいました。

麦畑は田園地帯にあり、遠く東には南アルプスの前山が連なり、初夏の美しい風景を形成していました。

矢車菊は帰化植物で、麦畑に多く見られる雑草です。観賞用はこれを園芸用に改良したものです。

麦畑に見られますが、実は麦畑に侵入すると麦の収量が大幅に減収することから、恐れられているとのことです。

ここの花は自生のものか園芸用のものを植えたものかは私には分かりませんが、花の美しさは見事です。

花言葉は繊細、優美などで、花の姿をよく表していると思います。

毎日コロナの話題でうんざりしていますが、田園地帯の花の優美な姿を見ると、自然の偉大さを感じることができ、大いに癒されます。