月別アーカイブ: 2025年4月

准看護学院を建設

4月12日(土)に、「上伊那医師会附属准看護学院」の建設工事の起工式が伊那市荒井の現地で行われ、地元県会議員として出席しました。

現在の施設は伊那市狐島にありますが、建設後60年近くが経過して老朽化しているため、移転改築するものです。

移転先の土地は伊那市の「富士塚スポーツ公園運動場」の西側にあり、近くに上伊那消防本部や上伊那薬剤師会の施設も立地しています。中央道小黒川スマートICから近い位置にあります。

准看護学院は定員が40名ですが、定員割れの状態が続いているため、改築後は30名になります。

地域医療にとって最大の課題は医療人材の不足ですが、今回の准看護学院の建設は地域の看護人材を安定的に確保することにつながります。

新たな施設は、これまでと同様に上伊那医師会館を併設します。

現状の施設は敷地が手狭でしたが、新たな敷地は充分な面積を確保し、駐車スペースも広く確保できます。

起工式当日は、近くの春日公園では桜が満開で大変穏やかな日となりました。新施設からは、南アルプスの勇姿を望むことができます(写真)。

私は、これまで一般質問や委員会の審査の中で、看護人材を含む医療人材の確保について発言をしてきましたが、伊那地域は医師や看護師等が不足している状況にあり、今後も引き続き発言をしていきます。


南信工科短大で入学式

 

4月10日(木)に、長野県南信工科短期大学校(上伊那郡南箕輪村)の入学式が行われ、地元県会議員として出席しました。

この短大は、これからの県の産業を支えていく「ものづくりのスペシャリスト」を育成するために、平成28年4月に開校しました。

今年は、専門課程28名と短期課程9名の合計37名が入学しました。

専門課程は「機械システム学科」と「電気システム学科」の2科があり、修業期間は2年です。

短期課程は社会人向けの機械科で、修業期間は6か月です。

この短大の特長は、地元の企業が短大振興会を結成し、地域をあげての応援体制ができていることです。

就職率は100%で、ほとんどの卒業生が県内に就職しています。

私は祝辞で、「定員に対する入学率が低いが、これは学校の魅力が県内に浸透していないことによる。これからの卒業生が企業に就職してすばらしい働きをすれば、おのずと学校の知名度が高まり、志願者数が増えると考える。学園生活を大いに楽しんで欲しい。」とあいさつしました。

工科短大は授業のレベルは高く、学費が安いなど、メリットが大きいことから、高校卒業時の進路の選択肢として有力な候補です。各高校の校長や教頭、進路指導の先生方には、この短大を適正に評価して欲しいと思います。


伊那養護学校で入学式

4月7日(月)に長野県伊那養護学校(伊那市西箕輪)の入学式が行われ、地元県会議員として出席しました。

式は、小学部・中学部・高等部合同により、体育館で行われました(写真)。

式に当たり、子どもたちは緊張した面持ちで会場に入場し、保護者・先生・来賓は拍手で迎えました。

式の初めに入学児童生徒一人ひとりの顔写真がスクリーンに映し出され、自分の名前を呼ばれると精いっぱいの返事をしていました。

校長先生は、「子どもたちが自分から自分で精いっぱい学ぶ学校に、また保護者にとってほっとする学校となるよう努める。」と式辞を述べました。

この学校で子どもたち一人ひとりが、自分らしく成長して欲しいと思います。

養護学校は来年度から「伊那支援学校」に正式名称が変更になる予定です。合わせて、必要に応じて愛称を検討することになっていますので、楽しみです。