あけましておめでとうございます

皆様には輝かしい新年をお迎えのことと思います。

昨年は大変お世話になりありがとうございました。

日頃はブログをご覧いただきありがとうございます。今年も私の活動や考えていることなどをブログでお知らせしていきます。

また、地域の声を県政に反映するために、県政だよりの発行や語る会の開催などを行います。

新年の県政だよりは、1月11日(日)に新聞折込をします。また、12日(月)には後援会の新年役員会を開催します。

現在、高校再編に伴う伊那新校の建設工事が進められています。年末に伊那北高校同窓会の3役会が開催され、役員で現地を視察しました(写真はグラウンドに建設中の仮設教室と仮設体育館の工事現場)。新校への進入路の開設工事もこの度完成しました。近く新しい校舎の建設が始まります。

今年も県内や地域の課題に積極的に取り組んでいきます。

今年もよろしくお願い申し上げます。


権兵衛トンネル開通20周年

11月24日(月)に、国道361号権兵衛トンネルの開通20周年記念式典が伊那市内で開催され、地元県会議員として出席しました。

式典には、県選出国会議員、国交省道路局長や中部地方整備局、県会議員、県建設部、県上伊那地域振興局、沿線市町村、関係市町村議員など関係者が出席しました。

私は20年前の開通式典に、伊那市助役として出席しました。

私は、来賓祝辞として次のように述べました。

「20年前の開通式典では、県を代表して田中知事が出席した。脱ダム論を展開する田中知事が祝辞を述べられたのには若干違和感を抱いた。道路は「命の道」と言われるが、正にこの道は「命を救う道」である。過疎化に伴い木曽地域では地域医療の維持が課題。そうした中で来年から木曽病院ではお産ができなくなり、伊那中央病院などで出産することになる。また、現在も救急患者は伊那へ運ばれている。これは道があって実現するもの。一方姥神峠道路については、県の方針転換により整備が中断され、その後見直しで再開されている。姥神峠道路が整備されて初めて「伊那木曽連絡道路」が完成するのであり、早期の整備促進を期待する。」


定期監査結果を知事等に報告

 

11月25日(火)に、県監査委員による定期監査結果(令和6年度対象)を知事に報告しました。

監査は2月から11月まで実施し、対象が349機関と多いため、本年度は158機関を実地監査し、191機関は書面監査を行いました。本庁は毎年度、現地機関は2~6年間隔で実地監査を行います。実地監査は、監査委員4名が機関に出向いて行っています。また、建設工事に係る監査も実施しました。

監査の結果、指摘事項(法令違反のもの、故意または重大な過失によるもの)4件、指導事項(改善を要するもの)19件、検討事項(改善の検討を求めるもの)1件でした。

指摘事項4件のうち特に重大なものは、次のとおりです。

① 県営住宅使用料の過徴収(公営住宅室)

建設事務所が家賃の算定誤りをした結果、167世帯、1160万円が過徴収となっていた。

② 国庫補助金の申請書未提出による補助金未受領

高等学校等修学支援事業補助金(奨学のための給付金)の申請書を国に提出しなかったため、623万円の交付を受けることができなかった。

また、監査結果に関する報告に添えて「意見」として具体的に指摘し、所管機関には対応方針の回答を求めました。

そのうち、特に問題があるとして私が指摘したものとして、旧大北森林組合に係る収入未済の解消があります。

これは、この組合が過去に補助金を不適正に受給したことに伴い、県に計画的に返還していますが、組合の財政状況が良くないため、計画通りの返還ができるのか疑問の案件です。現時点での県への未償還金額は9億円余りです。この問題については、昨年度私が所属する林務委員会で、強く追及したものです。