上伊那植樹祭に参加

10月18日(金)に、伊那市の市民の森で県上伊那地域振興局等の主催による上伊那植樹祭が開催され、地元県議として参加しました。

植樹祭は毎年上伊那地域を持ち回りで開催しており、今年は伊那市が開催地となりました。

県や市、林業関係者、地元の小学生など200人が参加しました。

植樹の前に式典が行われ、私は次のような祝辞を述べました。

 「森林は公益的な機能を有しているが、手を入れなければ荒れてしまい、機能を発揮できない。成長した木を切り、切った後は植樹し、切った木は材などに利用することが基本で、これを循環して災害に強い健康な森林を維持していくことが大切。しかし現状を見ると、切り出す人材は不足し、材にするための加工施設や乾燥施設が不足しており、木の有効利用が図られていない。このため、行政がしっかり支援していく必要がある。」

式典の後は、参加者でカラマツとイロハモミジを植樹しました(写真は記念標柱と参加県議)。


河川・治水、県道の要望活動

10月16日(水)に、県庁で伊那市関係の各種期成同盟会による県への要望活動が実施され、地元県議として同席しました。

県からは、建設部長・建設部次長・関係課長が出席しました。

「伊那市河川治水砂防促進期成同盟会」は、大沢川・小黒川・小沢川・棚沢川の改修等を要望しました。

「伊那市県道整備促進期成同盟会」は、西伊那線・沢渡高遠線・車屋大久保線・芝平高遠線・与地辰野線・美篶箕輪線の改良を要望しました。

この他、中央道伊那ICと伊那バイパス(上の原地籍)を結ぶ環状北線(街路)と伊那インター線(道路)の早期整備を要望しました。

また、「大清水川治水砂防促進同盟会」(伊那市・南箕輪村)から大清水川の改修等を要望しました。

期成同盟会では、関係地区の地元役員も出席し要望を行いました。

席上、私は次のような発言をしました。

「自民党県議団は、県議会の定例会毎に県建設部幹部や国交省の出先機関の長と勉強会を開催している。また、11月には国交省幹部に対して要望活動を行う。こうした活動が予算の確保につながると考える。今後も地元、市、県が連携して活動を行うことが重要である。」


教育7団体が県要望活動を実施

10月11日(金)に、県庁で上伊那教育7団体(議長は上伊那PTA連合会長)による県への要望活動があり、地元県会議員として同席しました。

この活動は毎年度実施しており、議長から県教育委員会(写真)、健康福祉部、県民文化部の各部長(教育委員会は教育長)へ要望書を渡し、内容について回答がありました。

要望の主な内容は、次のとおりです。

① 教育委員会:高校再編における魅力ある高校づくり、教職員不足の解消、伊那養護学校における施設整備・教育の充実、部活動のスムーズな地域移行

② 健康福祉部:特別支援学級や伊那養護学校卒業生の卒業後の社会参加、生活の場の確保

③ 県民文化部:児童相談所の早期開設、「たかずやの里」への支援

席上、私は高校再編について次のように述べました。

「9月議会で一般質問を行い、学校教育の進め方や不登校の解消などについて、知事と教育長に質問した。高校再編については、これまで懇話会を開催し、教育委員会と地域や子どもたちの意見交換をする場としていたが、実際には意見を反映するという姿勢が無かった。教育長と高校再編室長が交代した今年度からはその姿勢に変化が見えるが、今後はこどもの視点を大切にして、再編に係る手続きを進めるべきと考える。」