県政報告会を開催

4月25日(金)に、伊那市東春近で県政報告会を開催しました。

報告会では、まず私から2月議会定例会の一般質問と常任委員会での質疑の内容について報告しました。

一般質問については、医師確保や長野県こども病院の建て替え、「長野県は健康寿命全国一」として良いのか(私は全国一ではないと主張)、長野県伊那文化会館のネーミングライツ(命名権)の採用などについて質問し、知事等から答弁がありました。そして、私の一般質問について、マスコミ各社から大きく取り上げられました。

私が所属する常任委員会(農政林務委員会)の農政部関係では、「水田の5年水張ルール」の見直し、土地改良推進のための県技術職員の確保、スマート農業の推進、「農地中間管理機構」への農地集積などについて質問や提案を行いました。

「水田の5年水張ルール」について、私は農家の視点が無いことや実施が困難なことを指摘してきましたが、政府が制度を見直す方針に転換することを説明しました。

林務部関係では、森林整備の予算確保、松くい虫対策の国・県の方針転換(縮小の方向)、中核的林業事業体の育成などについて取り上げました。

その後、会場の皆さんと意見交換を行い、大変有意義な会となりました。


議会初委員会を開催

4月21日(月)に、県議会環境文教委員会の今年度の初会議が開催され、委員として出席しました。

委員会では今年度の運営方針と活動計画を協議し、その後環境部と教育委員会の当初予算の内容や主要事業の説明があり、これに基いて協議を行いました。

環境部の主要事業は、ゼロカーボン戦略の見直し、流域下水道事業、埼玉県八潮市で発生した道路陥没事故を受けた対応、御嶽山の国定公園化、廃棄物処理計画の策定などです。

教育委員会では、小中学校の学校改革の推進、高校改革~夢に挑戦する学び~再編・整備計画などです。

私はこれまで一般質問で特に教育委員会関係の質問を多く取り上げてきましたので、委員会ではその後の具体的な取組状況などについて質していく予定です。


保護司会総会が開催

4月18日(金)に伊那市内で「上伊那地区保護司会」の総会が開催され、地元県会議員として出席しました。

保護司は、犯罪や非行をした人の立ち直りを地域で支えるための活動をしています。法務大臣から委嘱された非常勤の国家公務員とされていますが、無報酬です。上伊那地区には、73名の保護司がいます。

主な業務は、①犯罪や非行をした人を更生させるために、指導や助言を行う。②少年院や刑務所に収容された人が釈放された際に、社会復帰のサポートを行う。③犯罪・非行防止のために地域社会での理解を深める活動を行うことなどです。

更生等のための面接指導は中々難しい仕事であり、活動のための研修を積極的に行うなど、多忙な日々を送っています。

無報酬のため、活動のための費用は保護司が自ら負担するなど、中々厳しい環境にありますが、保護司の皆さんはボランティア精神に燃えて活動しており、本当に頭が下がります。

私は、「保護司の活動に対する、地域の理解が不十分である。このため、県や市町村の支援が欠かせない。特に行政の広報活動が重要であり、議員としてしっかり活動したい。」と祝辞を述べました。