議会委員会で質疑(その5)

3 松くい虫対策

Q1 松くい虫の被害が拡大している中で、松林健全化推進事業が実施されているが、松茸産業への影響が懸念されている。具体的に、松茸生産への被害防止にどう対応するのか?

A1(課長)

 あらゆる被害地域で対応することは困難であり、現在は環境保全や災害防止など公益的機能の高い松林を優先的に対応している。

再Q そうした方向であれば、松茸産地を救うことはできない。長期にわたって山を整備し今日の産地を築いてきたのであり、このことに配慮しなければならない。対策のあり方について地域に丁寧に説明することを要望する。

 

4 中核的林業事業体

Q 森林づくり方針によると、令和3年度の事業体数は44で、令和9年度の目標は66、14年度目標は85となっているが、具体的にどのような施策により目標を達成するのか? 林務部においては積極的な予算を確保しないと、目標達成は難しいのではないか?

A(課長)

 小規模の事業体を中核的な事業体に育成する方針で、そのための財政支援や就労支援など必要な支援策を行うとともに、予算を確保していく。

 


議会委員会で質疑(その4)

【林務部関係】

1 森林整備

・ 森林整備の予算が計上されており、この予算に関する委員会資料には「林業事業体とは丁寧なコミュニケーションを図り、適切な予算配分を行う。」と記載されている。

・ しかし、7年度事業に係る補助金額が1月中に事業体に内示されるとされているが、未だに内示が無い。

Q 1月中に予定していた補助金の内示が当初より相当遅れており、丁寧なコミュニケーションがなされていない。令和6年度の予算に関しても県と事業体との間でトラブルがあり、当委員会でも問題になった。7年度予算に関しては、こうしたことがないように情報共有を図るべきではないか?

A(課長)

 本庁と地域振興局の調整や林野庁との協議に時間を要したため事務処理が遅れていたが、先週地域振興局林務課に内示した。近く局から事業体に内示される予定である。丁寧なコミュニケーションに努める。

 

2 森林づくり県民税活用事業

Q1 令和7年度予算における「防災・減災のための里山整備」に1億4,200万円を計上しているが、4年度予算では3億5,600万円であり、大幅に減額になっている。なぜ、減額したのか?

A1(課長)

 県民税活用計画の第3期計画(4年度を含む)では間伐に力点を置き、第4期計画(7年度を含む)では主伐再造林に力点を置いているため、間伐の事業費が大幅に減少したことによる。

Q2 国道や県道沿いに覆いかぶさっている立木の伐採について、地域の要望が強い。この件については長年要望されているが、中々解決していない。課題解決に向けてしっかり予算を計上すべきではないか?

A2(課長)

 森林づくり県民税や市町村に譲与されている森林環境譲与税、林務部所管の国県の補助金や県建設部の道路維持管理予算を充てることができるので、県林務部が主導して関係機関や地域と連携して対応したい。


議会委員会で質疑(その3)

4 「農地中間管理機構」への農地集積

Q1 農地の集積が課題となっているが、農地中間管理機構へ農地集積の現状は?

A1(課長)

 現状は11%で、目標は60%である。

Q2 目標に対して現状は低すぎる。関係機関が連携する中で、目標達成に向けて努力することを要望する。

 

5 食料供給困難事態対策法

・ 本法律は4月1日に施行になる。法律の施行に伴う「基本方針」案がまとまったとの報道がある。

Q1 食料供給困難事態になったとき、国は農家に増産計画の作成を指示するとされているが、実際には生産できないのではないか?

A1(課長)

 土地利用型農業同士など、同種目の作目への作付けは可能であるが、異種目への作付けは困難である。

Q2 計画作成に指示を受けた場合に計画を届け出ない場合、農家に罰則が科せられるとされているが、本当に罰則があるのか?

A2(課長)

 答えにくい質問である。罰則を受ける事態になるようなケースはないと考える。

Q3 食料供給困難事態にならないように、国費を投入してでも、平時から余裕のある生産量を確保できるよう、県として国に提案することを要望する。