県議会の県外調査を実施(1)

11月1日と2日に県議会議会運営委員会の県外調査を実施し、委員長として参加しました。

1日には富山県議会(議員定数40名(長野県は57名))を訪問し、広報・広聴活動や議会改革について調査を行いました。

1 広報・広聴活動

① 若者向けの活動

・ 高校生との意見交換会(平成28年度から)と主権者教育を目的に高校での出前講座(議員が出向く)(令和3年度から)を実施しています(長野県は出前講座は未実施)。

・ 議会広報紙「TOYAMAジャーナル」を発行し(令和3年度から年1回発行)、県内高校に配布するとともに、県内公民館や図書館などに置いています。広報紙では、各議員の一般質問のQ&Aを分かりやすく掲載しています。

② 本会議等のインターネット配信等

・ 本会議、予算・決算特別委員会の生配信と録画配信を行っています(長野県議会は、特別委員会については未実施)。

・ 本会議のケーブルテレビでの生中継を行っています(長野県も実施)。

・ 常任委員会の録画配信を今年度11月定例から配信します(長野県議会は未実施)。

・ 「こんにちは県議会です」を発行(年1回)しています(長野県は年4回発行)。

2 議会改革

① 議会改革推進会議(平成30年度設置)を開催しています(長野県は未設置)。毎年度行動計画を策定しています。

② 改革の一環としてタブレット端末を導入し、今年度6月議会から施行を開始しました(長野県は来年度導入予定)。

③ 令和2年度に議員報酬条例を改正し、長期欠席(病気等)に係る議員報酬の減額が可能となりました(長野県にはない)。

 

※ 議会広報紙「TOYAMAジャーナル」、常任委員会のインターネット録画配信、議会改革推進会議、議員報酬条例(議員報酬の減額が可能とするもの)は、大変参考になりました。