月別アーカイブ: 2018年12月

県会議員と高校生の意見交換会

12月18日(火)に、飯山高校で県会議員と同校生徒の意見交換会が開催され、議会広報委員会副委員長として参加しました。

この会は、若い世代に政治や議会を身近に感じてもらおうと、県議会の広報広聴活動の一環として議員が高校に訪問して開催したものです。

飯山高校は3年前に3校が統合してできた高校で、普通科・探求科・スポーツ学科の3科があり、「志を高く持つ」「よく観る」「進歩する」「探求する」を目標にしています。

高校から生徒30名、議会からは広報委員と地元の議員9名が参加し、4つのグループに分かれて意見交換が行われました。

意見交換は、「北信濃の観光」「高校再編」「スポーツ施設」「外国人労働者の受け入れ」「過疎化にブレーキをかける方策」の5つのテーマで行われましたが、どのグループも時間が足りなくなるほど多くの意見が出されました。

私が参加したグループでは、「スポーツ施設」と「過疎化にブレーキをかける方策」について意見交換をしました。

「スポーツ施設」については、「野球部が優先されている」「夜間照明がない」「練習場所が狭い」「各部が場所を譲り合って練習すべき」などの意見が出されましたが、再編により高校を統合する場合には、新たな学校や地元自治体のスポーツ施設の利用方法などについて、生徒の意見を反映することも必要と感じました。

「過疎化にブレーキをかける方策」については、若い世代が安心して暮らせる地域にするために、小児・救急などの医療の確保や子育て環境の整備が重要との指摘があり、県議会としてもしっかり取り組まなければならないと思いました。

高校生は地域の将来をよく考えており、私はこの意見交換会で多くのことを学ぶことができました。


県会議員と高校生の意見交換会

12月4日(火)に、県庁で県会議員と高校生の意見交換会が開催され、議会広報委員会副委員長として参加しました。

この会は、若い世代に政治や議会を身近に感じてもらうために、昨年度から開催しています。

県内の18校から高校生59人が、県議は14人が参加し、高校生によるプレゼンテーションとグループに分かれての意見交換が行われました。

意見交換は、「高校生の海外進出」「学校設備、環境」「住民自治と地域おこし」など5つのテーマで行われ、どのグループも時間が足りなくなるほど議論が白熱しました。

私が参加した班では、高校生の海外進出や地域おこしなどについて意見交換をしました。

海外進出については、参加した高校生の多くが海外留学を希望していることが分かり、大変頼もしく思いました。

日本では海外に留学する学生数が減少していますが、グローバルな人材となるためには、どんどん海外に飛び出して大いに学び、様々な体験をして欲しいと思います。

しかし、留学にはお金がかかるなどの課題があり、行政などからの支援の必要性があると考えます。

地域おこしについては、中心市街地の活性化や過疎地の振興につながるような、様々なユニークなアイディアが披露されました。すぐにでも実現できる企画もありました。

高校生は考え方が柔軟であり、高校生の意見は大変参考になりました。

また、高校生はしっかりした考えを持って意見を述べ、大変頼もしく感じました。

これからも、高校生などの若い世代の皆さんの意見を聞く機会を設けたいと思います。


中国調査報告会を開催

12月10日(月)に、11月12日から16日までの5日間にわたり実施した中国の調査報告会を開催しました。

この調査は、県議会を代表して2名(うち1名が私です)が派遣されました。

友好都市である河北省との交流や今後の長野県の貿易や観光の振興などの参考にするために実施された調査です。

河北省政府(石家荘市)や北京市や天津市にあるジェトロなどの関係機関・日本からの合弁企業・現地旅行社などを訪問し、意見交換や懇談を行いました。

実際に中国に行き中国を肌で感じてみると、日本にいて想像している中国像とは、様々な面で全く異なっていて、中国に対する認識が新たになりました。

中国の発展は著しく、国内に活気がみなぎっていました。

ものづくり産業の技術開発も進んでおり、中国製品を「安かれ悪かれ」する時代は、終わりを迎えようとしています。今や世界経済に多大な影響を持つ国であることを、認識する必要があると思います。

中国の経済発展は、日本経済に大きな影響を与えます。中国の発展は、日本経済の発展のチャンスにもつながります。

現在日本と中国とは良好な関係にあると考えられますが、歴史を見ても明らかなように、いつどのような関係になるかは見通せません。従って、地方レベルの草の根の友好関係が重要であり、県としても河北省などの地方政府と友好交流を進めるべきと考えます。

今後中国との交流を進めるに当たっては、まず本当の中国の姿を知り、また中国に学ぶという視点を持つことが重要と考えます。