コロナと親の七光り

親の七光りと言われているのが、菅総理の長男の正剛氏です。

正剛氏は、菅総理が総務大臣に就任後、若くして大臣秘書官に抜擢され、その後秘書時代に築いたネットワークにより放送事業会社の「東北新社」に入社ました。

その会社が複数回にわたり総務省の官僚を接待し、これが公務員の倫理規程に抵触するとされ、これにより総務省では接待を受けた職員を処分しました。

その接待の中心的な人物が正剛氏であるとされています。総務省の職員は、菅氏の長男である正剛氏の招待に断れずに、飲食、みやげ、タクシー券の提供を受けたと報じられています。

私の経験からすると、官僚が一民間人の誘いに簡単に応じることはありませんし、ましてや複数回にわたって誘いに応じることは考えられません。

許認可に関する業務を行う民間事業者が誘ったとすれば、接待に応じることが倫理規程に違反することなど、官僚にとってはたやすく理解できたはずです。

結果的に正剛氏が菅氏の立場を利用して接待攻勢をかけ、総務省の許認可権に影響を及ぼしたとすれば、これは行政を歪めたことになります。

親の七光りによって通常不可能な仕事ができたとすれば、正剛氏は親の七光りの恩恵を受けたことになります。

今世間ではコロナの影響で職を失っている人が多く、親の失業が原因で大学等の中退を余儀なくされている学生が多くいます。

コロナに苦しむ若者が多い中で、親の七光りで出世した人がいたことは、何と皮肉なことでしょうか。

私の父は、私の小学生時代に病気になり、亡くなるまで県外の病院で闘病生活を送りました。そのため、我が家は経済的には苦しく、親の七光りなど夢の世界のことでした。

私は親の七光りの恩恵がなくても自立できるよう今日まで頑張ってきました。

親の七光りの恩恵を受けられない人こそが、活躍できる社会にしていかなければならないと思います。


金鳳寺で銅板屋根葺替工事

伊那市富県北福地にある曹洞宗「金鳳寺」(きんぽうじ)では、現在本堂の屋根葺替工事が実施されています。

この寺は1470年(文明2年)に開山されましたが、3回の火災に遭っています。火災後の1814年(文化11年)に、現在の本堂が建設されました。

本堂は茅葺でしたが風雨により傷みが酷かったことと、材料の茅の入手が困難で屋根の維持管理が大変なため、今回は長期的に風雨に耐えられる銅板により葺き替えています。合わせて耐震工事も実施しています。

工事は伊那市の宮下建設㈱が請け負い、工事費は1億4千万円で、工期は今年5月までとなっています。

2月21日(日)には現地見学会が開催され、檀徒である私も参加しました。

当日は、下地の上に銅板が葺かれている様子を見ることができました(写真)。

昨年11月に開催された見学会の際には、参加者が名前や願いごとなどを銅板の裏側に書きました。

私も、家族の名前や祈願する言葉を書きました。

完成後は、美しく光り輝く銅板の屋根を見ることができますので、とても楽しみです。


テニス大坂選手 全豪で優勝

女子プロテニス選手で元世界チャンピオンの大坂なおみ選手は、メルボルンで開催された全豪オープンに出場し、見事優勝しました。これにより、世界4大大会で4回目の優勝となりました。

昨年出場した全米オープンでは、人種差別に抗議し、黒人の被害者名が入ったマスク7枚を着用して、世界から注目を集めました。この行動は世界中のメディアに取り上げられ、黒人差別に対する関心を高めたと高く評価されました。

当時大坂選手は、「私はアスリートである前に黒人女性だ。テニスよりも重要なことがあると感じている。白人が多数を占めるスポーツの中で会話を始めることができれば、正しい方向へ踏み出せると思う。」と語っていました。

大坂選手の抗議活動は自身に大きなプレッシャーのかかるものでしたが、強い精神力でこれを見事に乗り越えてチャンピオンとなりました。

今回の決勝の前に、日本では東京五輪・パラリンピック組織委員会の森前会長の女性蔑視発言があり、世界中から抗議を受けて、森氏は退任を余儀なくされました。

この時大坂選手は、森氏の発言に対して「少し無知な発言」と批判しています。

今やスポーツ界でもどこの世界でも、女性蔑視をはじめ少数者に対する差別は許されません。

大坂選手の言動は、きっと世界に大きな影響を与えると思います。

私は選挙公約で、女性の活躍、女性を大切にする社会の実現、女性が住みやすい社会の実現を目指しています。

大坂選手の全豪オープンでの活躍をテレビで観戦し、改めてあらゆる差別のない社会の実現に向けて活動しなければならないと考えています。