7月22日(水)に、伊那市・県道整備促進期成同盟会の総会が開催され、同会の顧問として出席しました。
この会は、市内にある20の県道(総延長111㎞)のうち重点的に整備が必要な5路線(西伊那線・芝平高遠線・沢渡高遠線・車屋大久保線・与地辰野線)の整備を促進するため、市長・議長・関係市議会議員・関係区長・地区道路整備促進組織の長で構成されています。
5路線については順次改良が行われてきましたが、幅員が狭いなど未改良箇所が多いため、今後整備推進に向けて積極的に活動しなければなりません。
一方、国道153号「伊駒アルプスロード」(伊那市美篶~宮田村~駒ケ根市北ノ原)については、国の権限代行(県に代わって施工)により今年度着工になりましたが、沢渡高遠線・車屋大久保線及び県道伊那生田飯田線と3か所で交差(いずれも東春近地籍)するため、交差部分の県道の改良も必要になります。
この交差部分をどう改良するのかも重要な課題であり、期成同盟会としても必要な活動をしていかなければなりません。
国や県の財政状況は年々厳しくなっており、コロナ対策で巨額の税金の投入が必要になっているため、道路整備に充てる財源を確保することが一層困難になります。
そうした中にあっても、市内の県道は計画的に整備を進める必要がある箇所が多くあるため、今後も同盟会として積極的に活動していかなければなりません。