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幹線農業水路を整備

4月16日(日)に、三峰川サイクリング・ジョッギングロードをウォーキングしました。

春本番となり、伊那地方は桜の見ごろを迎えようとしています。アルプスの山々の頂上付近にはまだ雪が残っており、美しい姿を見ることができます。

サイクリング・ジョッギングロードの裾には、春富土地改良区が管理している5号幹線水路が流れています。

水田の春作業が始まりましたので、水路の水量が大分増えました。

三峰川左岸一帯の農業用水路は、50年も前に「三峰川総合開発事業」で整備されたもので、かなり老朽化が進んでいます。

そこで、土地改良区では国庫補助事業などを導入して、計画的に長寿命化を進めています。

写真の水路は、平成28年度の「県営土地改良事業」で整備されました。

近年水路などの農業用施設を整備するための、国補助金の予算が大幅に減ってきているため、土地改良区では施設を維持するための必要な投資を進められず、大変苦労しています。


受動喫煙の防止

受動喫煙防止対策の法律案の扱いを巡って、現在国会では様々な議論があります。

厚生労働省では、屋内での禁煙を徹底するなどの規制強化を目指していますが、衆参両院議員が参加する「たばこ議員連盟」などの反発があり、法案を提出できる状況にはないようです。

受動喫煙の影響で肺がん・心疾患・脳卒中などで死亡する人(乳幼児を含む)が年間1万5千人にのぼると推定(厚労省の調査)されており、これは交通事故による死亡者数の4千人余りをはるかに上回るもので、いかに受動喫煙の影響が深刻か分かります。

そうした状況の中では、早期に受動喫煙の防止対策(禁煙、分煙など)を取らなければなりません。

平成15年に健康増進法が改正されて、受動喫煙の防止について法律で規定されましたが、内容は努力義務とされたことから対策が不十分でした。

そこで、厚労省では今回法律を改正して、対策を徹底しようとしているのです。

私は、昨年9月の県議会定例会の一般質問で、この問題について取り上げました。

長野県では公立学校の敷地内で全面禁煙を実施している学校の割合は、全国で最下位です。

何としても、改善したいと考えています。

タバコを吸う人も吸わない人も、共に健康な社会を実現したいものです。


南信工科短大で入学式

4月12日(水)に、長野県南信工科短期大学校の入学式が行われ、地元県会議員として出席しました(写真は大石校長の式辞)

この短大は、これからの県の産業を支えていく「ものづくりのスペシャリスト」を育成するために、昨年開校しました。

今年は、専門課程38名と短期課程10名の合計48名が入学しました。

専門課程には、「機械・生産技術科」と「電気・制御技術科」の2科があり、修業期間は2年です。

短期課程は社会人向けの機械科があり、修業期間は6か月です。

専門課程では、4年制大学で学ぶ内容を2年間で学ぶため、密度の濃いカリキュラムが組まれています。また、大学では履修できない先端機器を活用した実習に力点が置かれています。

この短大の特長は、地元の企業が短大振興会を結成し、企業の専門家が短大で学生を指導したり、学生が企業に出向いて実習を受けられるなど、地域をあげての応援体制ができていることです。

これからは、普通科・職業科などの学科を問わず、将来のものづくり産業を担う意欲のある高校生に、入学して欲しいものです。