6月議会一般質問(その4(高レベル放射性廃棄物))

28,6、23:一般質問:4:放射性廃棄物6月県議会の一般質問があり、私は6月23日(木)に知事等に対して質問を行いました。

その概要について、4回に分けて報告します。今回は最終回です。

○ 高レベル放射性廃棄物の最終処分場について

 原子力発電については、最終処分場が確保されていない。

 3.11大震災により、福島の原発のメルトダウンした原子炉自体が、高レベル放射性廃棄物であり、この廃棄物の最終処分までの道筋を付けざるを得ない状況になっている。

 そこで国では昨年5月に、高レベル放射性廃棄物の最終処分に関する取り組みを、見直すことを決定した。

 この中で、国は最終処分場となり得る「科学的有望地」を提示し、有望地である複数の候補地の自治体に対して申し入れをすることになっている。

 最終処分場はなくてはならないものであり、国の責任において できるだけ早期に設置すべきと考える。

Q:高レベル放射性廃棄物の最終処分場が設置されていない状況をどう捉えているのか。また長野県として、国から最終処分場の設置について申し入れがあった場合、どのように対応すべきと考えるのか?

A:(知事)科学的有望地については、審議会で安定性の確保を第一に検討が進められている。

国のエネルギー政策の根幹にかかわる国家的な課題。

国の責任で、しっかりと方向付けをしていかなければいけない課題と認識している。

国で取り組みや検討が現在行われている状況であるため、その先を仮定して県としての見解を示す段階ではない。