県議会6月定例会が閉会

DSC_00306月16日(木)から開催していた県議会の6月定例会が、7月1日(金)で終了しました。

今回の議会の大きな課題は、「子どもを性被害から守るための条例案」と、大北森林組合の補助金不正受給に伴う国への補助金返還に関する補正予算案を可決するかの2点でした。

条例案は3年の長きにわたって議論してきましたが、概ね議論が出尽くしたとの知事の判断から、議案として提出されたものです。

条例の制定については、賛否両論がありましたが、最終的には条例の運用を正しく行い、条例違反により処罰する場合に冤罪などが生じないように配慮することとして、賛成多数で可決されました。

森林組合に関する国への返還金に関する補正予算も、様々な議論がありましたが、国から補助金の返還請求があった場合に、国から補助金を直接受けた県としては速やかに国に返還しなければならないことから、賛成多数で可決されました。

県としては、不正受給した森林組合に対しては、全額の返還を受けることが条件となります。

議会の最大の仕事は、知事の仕事に不正がないか、県民益に反していないか、県民の多くの意見を反映しているかなどを、チェックすることにあります。議会は、知事の応援団ではありません。これからも厳しくチェクしていかなければならないと考えます。

最終日の1日(金)には、早朝に善光寺まで散歩してきました。大勧進の門の前の池の蓮の花も見頃を迎えています(写真)。