7月21日(金)に、飯田市でリニア中央新幹線建設促進県協議会(会長は知事)が開催され、県議会リニア中央新幹線建設促進議員連盟の幹事長として出席しました。
協議会は、県、県内市町村、経済団体などで組織されており、毎年JR東海や国等への要望、沿線10都府県の同盟会との連携、関係機関との連絡調整や情報収集、広報・啓発活動などを行っています。
総会では、決議が採択されました。内容は、「早期整備・開業時期の明確化(2027年開業は困難な状況)、工事の安全確保、工事に対する地域の信頼・住民理解の確保、環境への影響の回避又は提言への配慮、建設工事に伴う発生土置き場の早期決定と安全確保、地域振興への積極的な取組、アクセス・乗換への利便性・快適確保への速やかな連携・協力、消費電力の提言等脱炭素社会への取組推進」の8項目です。
特に静岡工区については、水資源の問題で工事着手ができない現状を受けて、環境への影響の回避と早期開業を両立させる観点をもって、早期の工事着手を求めています。
私は、長野県駅から上伊那ほか他地域への2次交通に関する検討が進んでいないため、県など関係機関が積極的に検討を進めるべきと考えます。