矢車菊と麦畑

先日富県方面をウォーキングしていましたら、麦畑の土手にきれいな矢車菊(ヤグルマギク)が咲いていました。

麦の緑と花の青紫のコントラストがみごとで、思わず足を止めて見入ってしまいました。

麦畑は田園地帯にあり、遠く東には南アルプスの前山が連なり、初夏の美しい風景を形成していました。

矢車菊は帰化植物で、麦畑に多く見られる雑草です。観賞用はこれを園芸用に改良したものです。

麦畑に見られますが、実は麦畑に侵入すると麦の収量が大幅に減収することから、恐れられているとのことです。

ここの花は自生のものか園芸用のものを植えたものかは私には分かりませんが、花の美しさは見事です。

花言葉は繊細、優美などで、花の姿をよく表していると思います。

毎日コロナの話題でうんざりしていますが、田園地帯の花の優美な姿を見ると、自然の偉大さを感じることができ、大いに癒されます。