2月21日(金)に、県議会本会議が開催され一般質問を行いました。
今回は、「信州ブランド」と「地域医療構想」の2項目について質問しました。質問の内容を5回に分けてお知らせします。
Ⅰ 信州ブランドについて(1)
長野県では、昨年の台風19号や新型肺炎などの影響で、産業や観光に大きな影響が出ています。こうしたピンチの時こそ、これをチャンスに変えて、長野県を大いに発信していかなければなりません。そのためには、信州ブランドの定着が重要と考え、質問しました。
1 「信州ブランド戦略」について
・ 県では平成25年度に策定した「信州ブランド戦略」により、ブランド力の向上と発信力の強化に取組んできている。
・ 都市では京都、企業では伊那食品工業のブランド戦略が参考になる。
Q1 「信州ブランド戦略」では、ブランド発信において「長野」と「信州」の2つの呼称を使い分けることとしているが、将来を見据えると「長野」を重点的に用いる方が適当と考えるが?
A1(信州ブランド推進監)
主に国内向けのブランド発信では「信州」を、海外戦略では「長野」を用いることとした。一方で、近年はグローバル化の進展もあり「長野」の使用を見受ける機会が増えている。当面は「信州」の発信に取り組みたい。
Q2 「信州ブランド」を定着する上で、長野県の強みとは何か?
A2(知事)
「信州ブランド」の基本となる価値は、「健康長寿」、「勤勉で教育熱心な県民性」、「自然の美しさ・環境との共生」、この3つである。これこそが信州らしさを形づくる基本となる要素であり、長野県としての強みと考える。