5月22日(水)に、駒ケ根市で国道153号「伊駒アルプスロード整備促進期成同盟会」の総会が開催され、同会の顧問として出席しました。
この道路は、リニア中央新幹線の長野県駅に直結していることから、県の「リニア関連道路」として位置づけられており、産業・観光の振興や医療・福祉の向上、更には中央道が事故等により通行止になった場合の代替路線としての役割を果たすことが期待されています。
南に接する部分は、国道153号「伊南バイパス」として国により施工され、21年もの歳月をかけて昨年11月に完成しました。
この道路は、駒ケ根市北の原から伊那市美篶青島を結ぶ延長12㎞の路線で、バイパスによる整備を計画しています。
今年2月に県により都市計画が決定され、予定ルートが決定しました。
総事業費は500億円程度と巨額であり、高い技術力が求められることから、県に代わって国が事業主体となること(直轄権限代行)が必要です。
今年度からは、国直轄事業として実施することを検討するため、国交省により調査が実施されます。
大規模なプロジェクトであるため、全線を国の事業として実施されることが必要です。
「リニア関連道路」として位置づけられていることから、リニア開通時の令和9年までには全線を整備することが求められています。
この道路の北に接する部分は、国道153号「伊那バイパス」(伊那市美篶青島~伊那市福島)として、県により工事が進められており、リニア開通時までの完成を目指しています。
今後は、同盟会に参加している行政や関係団体が一致団結して、早期に整備が進められるよう、積極的な活動を展開しなければなりません。
私は、目標期間内に全線にわたり国直轄事業として整備されるよう、県議会議員としてしっかりと活動していきます。