中国調査報告会を開催

12月10日(月)に、11月12日から16日までの5日間にわたり実施した中国の調査報告会を開催しました。

この調査は、県議会を代表して2名(うち1名が私です)が派遣されました。

友好都市である河北省との交流や今後の長野県の貿易や観光の振興などの参考にするために実施された調査です。

河北省政府(石家荘市)や北京市や天津市にあるジェトロなどの関係機関・日本からの合弁企業・現地旅行社などを訪問し、意見交換や懇談を行いました。

実際に中国に行き中国を肌で感じてみると、日本にいて想像している中国像とは、様々な面で全く異なっていて、中国に対する認識が新たになりました。

中国の発展は著しく、国内に活気がみなぎっていました。

ものづくり産業の技術開発も進んでおり、中国製品を「安かれ悪かれ」する時代は、終わりを迎えようとしています。今や世界経済に多大な影響を持つ国であることを、認識する必要があると思います。

中国の経済発展は、日本経済に大きな影響を与えます。中国の発展は、日本経済の発展のチャンスにもつながります。

現在日本と中国とは良好な関係にあると考えられますが、歴史を見ても明らかなように、いつどのような関係になるかは見通せません。従って、地方レベルの草の根の友好関係が重要であり、県としても河北省などの地方政府と友好交流を進めるべきと考えます。

今後中国との交流を進めるに当たっては、まず本当の中国の姿を知り、また中国に学ぶという視点を持つことが重要と考えます。