河川治水砂防事業の促進を県へ要望ー県は大沢川の「河川整備計画」策定の着手を表明

9月3日(火)に「市河川治水砂防促進期成同盟会」(会長伊那市長)による県への要望活動があり、地元県会議員として同席しました。

事業の促進に関する要望書が会長から建設部長に手渡され、各河川(大沢川・小黒川・小沢川・棚沢川)の同盟会の代表者が要望事項の説明を行い、その後意見交換が行われました。

今回の要望は3項目です。

①治水事業費の増額と防災・減災、国土強靭化3か年緊急対策の推進

②洪水に対して流下能力が不足している箇所の整備

③河川の維持管理の適正化と劣化した施設の更新・補修の推進

私は、「大沢川(富県・東春近地籍)の大規模改修については長年の懸案事項になっているが、国道153号「伊駒アルプスロード」の整備に合わせて実施する必要がある。」と述べました。

この件について、長谷川建設部長から本年度に大沢川の河川整備計画策定に着手するとの説明がありました。

大沢川の大規模改修については、これまで地元要望が出されて来ましたが、県からは事業実施に関する意思表示はありませんでした。

今回県部長が計画策定に言及したことは大きな前進であり、これまでの要望活動の大きな成果だと考えます。

最近のゲリラ的な豪雨災害を見ても、河川の整備や河川内の立木や土砂の除去は緊急性があるため、計画的に対策を取らなければなりません。

河川の整備について地域からも強い要望がありますので、県会議員として今後もしっかり取り組んでいきます。