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新入社員激励会を開催

4月15日(月)に伊那商工会館で伊那商工会議所主催の「新入社員激励会」が開催され、会議所顧問として出席しました。

この会は、伊那市内の企業・事業所・市役所に入社した社員(市職員)を激励するために毎年開催されています。

今年は、新入社員のうち13社から104人が参加しました。

新入社員を代表して、長野県信用組合の唐沢さんが決意を述べました。

私は、祝辞として次のことばを送りました。

「私は伊那市役所で約40年働き、仕事では一定の成果をあげたと考えているが、一つ後悔していることがある。それは、仕事にのめりこんだ余り、家庭を大切にしなかったことである。是非社員の皆さんには、仕事も大事であるが、家庭を大切にしていただきたい。また、自己実現のため、趣味を楽しむため、好きなことをやるために時間を割いていただきたい。そして、これからの人生を大いに楽しんでいただきたい。」


伊那北高校で講演会開催

4月13日(土)に、県伊那文化会館で伊那北高校「薫が丘クロスペンアカデミー」(同窓会・PTAで組織)主催による講演会が開催され、同会理事長・高校同窓会長として出席しました(写真は開講式であいさつ)。

クロスペンアカデミーは、土曜日が休校になったことを機会に、生徒の学習支援を行うことを目的に設置されました。

事業の一環として全校対象の講演会を毎年開催しています。各界で活躍している人に依頼して講演をお願いしています。

今年の講師は伊那北高校の卒業生(平成15年卒業)で、現在㈱まちづくり小浜(福井県小浜市)の代表取締役である御子柴北斗氏です。

氏は、高校卒業後京都大学に進学し大学院を修了した後に、農林水産省に就職され、その後小浜市役所への出向(農林水産課長)を経て農水省に戻りましたが、同省を退職して小浜市内に移住しました。

氏は、市のもつ歴史・文化・産業などの魅力にひかれて移住を決断しました。そして、活用されていない様々な資源や空き家などを活用して市を活性化しようと、会社を立ち上げて現在に至っています。

会社では観光業を柱に据え、道の駅・レストラン・宿泊施設の運営、観光商品の開発などを行っています。会社の売り上げは年々増加しており、市内への観光客も増加して、観光客でにぎわうようになっています。

氏は、「自分の住む地域の良さや地域資源に気づかない。ある資源を活用したり付加価値を付けたり、ストーリー性を持たせることで、活性化につなげることができる。」と話しておられました。


伊那養護学校で校舎増築

長野県が伊那養護学校(児童生徒数228人、伊那市西箕輪)で工事を進めていた教室棟の増築工事が完成し、4月9日(火)に同校で完成報告会が開催されました。

長野県下の養護学校では児童生徒数が増加傾向にあるため、教室不足が課題になっています。

このため、県では「特別支援学校整備基本方針」を令和3年3月に策定し、計画的に教室不足の解消や施設の改善等を行っています。

伊那養護学校では今回1棟を増築し、3教室を増設しました。鉄骨平屋建で建築面積は214㎡、事業費は1億7千万円です。

3つの教室は、高等部2学年の2クラスと駒ケ根市東中学校の分教室が利用します。

現在県では県有施設のZEB化(エネルギー収支ゼロを目指し、断熱化、LED照明、2重サッシ、省エネ空調、太陽光発電の設置等を行う)を進めていますが、県立学校としては始めてこの方式を採用しました。

私はこれまで県議会の一般質問、常任委員会や決算特別委員会で、特別支援学校における教室不足の解消や老朽施設の解消、トイレの洋式化などを提案して来ましたが、今回の事業を大変嬉しく思います。

今後も課題解決のために、議会で積極的に発言をしていきます。