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「大清水川」治水砂防促進同盟会の総会

 

8月8日(火)に、南箕輪村で大清水川治水砂防促進同盟会の総会が開催され、同会の顧問として出席しました。

同会は、大清水川(伊那市と南箕輪村の境界を南下して流れ天竜川に合流する延長9㎞、流域面積4.84㎢の1級河川)の治水・砂防を促進し、流域の災害防止を図るために設置され、伊那市長・南箕輪村長、両市・村の関係議員、両市・村の関係区で構成されています。

この川は、急峻であり川幅が極端に狭い個所や護岸が未整備の箇所が多いため、豪雨時には水が護岸から越水したり、未整備の護岸は浸食されており、災害には弱い川です。

この川の特徴は、下流になるほど河川断面が小さく、下流の両岸には家屋が多数存在することから、計画的に整備を進めなければなりません。

普段は水量が少ないのですが、上流域の面積が大変広いため、豪雨時には通常では考えられない大量の水が一気に川に流れ込み、下流に被害を及ぼします。

近年局地的なゲリラ豪雨が各地で多発していることから、この河川の防災対策を早急に進めなければなりません。

要整備箇所などの現地調査を行った後に総会が開催され、同盟会会長の南箕輪村長から事業促進に関する要望書が地元県会議員に渡されました。

私は地元県会議員として、今後も地域の安全安心のために活動していきます。


国道361号改修同盟会の総会

8月2日(水)に、伊那市役所で国道361号改修促進期成同盟会の総会が開催され、同会顧問として出席しました。

国道361号は、岐阜県高山市と伊那市高遠町国道152号を結ぶ全長117㎞の道路で、産業・観光・文化交流・医療などの分野で需要な役割を果たしています。

これまで計画的な改修が行われてきましたが、急峻な山間地を通っていることから、狭小・急カーブの箇所が多く、落石の危険が連続する箇所など、未改修部分が数多く残っています。

また、今後はアフターコロナを見据えて、岐阜県・長野県の観光振興を図っていくことが求められますが、361号線のルート上は有数の観光地が多くあり、広域観光を進めるためにも、未整備箇所の早期の改修が課題です。

特に長野県内においては、伊那木曽を結ぶ「姥神峠道路」の整備や伊那市の市街地におけるバイパス構想の検討、伊那市西高遠地籍の崩落多発箇所の恒久的な安全対策の実施などを進めていかなければなりません。

私は総会の席上、同盟会会長(伊那市長)から要望書を受け取りましたが、同会の顧問として課題解決に向けて積極的に活動していきます。


自民党県議団の現地調査(その2)

2 8月1日

① 東春近「東原地区」土地改良事業(県事業)(現地)(写真)

・ 事業実施期間令和6年度~15年度、事業規模83ha、総事業費18億円。県下でも最大規模の事業。

・ 事業費の負担割合は、国50%、県27.5%、市10%、地元12.5%。ただし、地元負担は後年度国により支援されるため、実質的には負担は無い。

・ 当日は、地元事業主体、地域振興局、市、地元土地改良区の皆さんも参加してくださいました。

・ 県の予算措置について要望されました。

② 児童養護施設「たかずやの里」

・ 昭和27年開設、平成26年現地へ移転。

・ 定員40名、入所者数は38名で、諏訪児童相談所の関係児童が多数入所。

・ 国の基準の改定があり、令和7年3月までに1ユニット8名を6名以下にすることが求められ、今後2棟を増築する予定。

・ 高校卒業後の支援について、住宅借上や就職に関する支援の充実について、要望されました。

③ 西春近「沢渡地区」急傾斜地崩壊対策事業(県事業)(現地)

・ 平成27年度~令和5年度。総事業費9.8億円(国交付金事業)。

・ 民家23戸、市の支所・公民館や要配慮施設の保全を目的としている。

 

  •  今回の調査を参考にして、今後予算措置のための活動や議会意見書の決議、委員会の審査や一般質問などを通じて、地域の要望などに応えていきます。