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県政報告会を開催

11月23日(金)に、今年最後の県政報告会を高遠町で開催しました。

今年は14回開催してきましたが、参加者数は今回が最高でした。

報告会は県会議員としての活動を報告し、市民の意見や要望を聞いて県政に反映していくためには、最も重要な場と位置づけています。

来年も、精力的に県政報告会を開催します。

報告会では、次の内容について報告しました。

1 2月と6月の議会定例会の私の一般質問の内容(発行済の「県政だより」を用いて説明)

・ 2月議会➡①中国との交流について、②がん対策について

・ 6月議会➡①「公文書管理条例」について、②国道153号の整備について

2 9月の議会定例会の私の一般質問の内容(新聞の切り抜きを用いて説明)

① 水道事業の民営化について

・ 民営化(経営権を民間企業に譲渡すること)は災害時の対応に問題がありメリットもないことから、進めるべきではないとの立場から質問し、各市町村の広域的な連携の必要性を提案しました。

② 消防の広域化について

・ 消防力(常備消防)の強化のためには広域化(消防本部の統合)が必要ですが、県では10年余り前に「消防広域化計画」策定したまま計画の改訂もしておらず、県内の広域化が進んでいないため、早急に計画を策定し、広域化を進めることを提案しました。

3 9月の議会定例会の総務企画警察委員会の私の質問の内容(新聞の切り抜きを用いて説明)

・ 「公文書管理条例」案を今年度中に知事が議会に提案することになっていますが、県政にとって重要な政策判断をした時のメモ(知事と職員の打ち合わせ結果など)も公文書として管理すべきと提案しました。

4 9月の議会定例会で議決した意見書(意見書の議案のコピーを用いて)

・ 私は全国的に被害が拡大している松くい虫の防除対策について、国が更に強化すべきと考え、意見書案の県議会への提出を自民党県議団に提案し、最終的に「松くい虫防除対策の強化を求める意見書」が全会一致で議決され、両院議長・総理大臣・農林水産大臣などに送付されました。

5 「桜を見る会」(新聞の切り抜きを用いて説明)

・ この会に関しては、国会でも議論され国民も注目していますが、私は招待者名簿を廃棄するなど、公文書の管理のあり方からも問題があると説明しました。

・ この会に関して、過日ラジオで放送された面白い「なぞかけ」を聞きましたので、披露しました。

「桜を見る会」とかけて、「胸の高鳴り」と解く、その心は「心臓(晋三)がドキドキします」


東京で政務活動を実施

11月20日(水)・21日(木)の両日、政務活動のため上京しました。

今回は、今後の議員活動に生かすために、県出身国会議員等との情報交換などを行いました。

活動の主な内容を報告します。

〇 20日

・ 参議院議員会館で進藤議員・宮崎議員(秘書)と土地改良事業等に関する情報交換

 

・ 国交省 道路局国道・技術課、水管理・国土保全局砂防部砂防計画課と情報交換

・ 財務省 宮島大臣政務官(参議院下伊那郡泰阜村出身)と台風19号・国道153号、来年度予算等に関する情報交換(写真)

〇 21日

・ 金融庁 宮下副大臣(内閣府副大臣 衆議院伊那市出身)と台風19号・国道153号、経済金融情勢等に関する情報交換(写真)

・ 県東京事務所 幹部職員と県事業に関する情報交換


議会決算委員会の調査

長野の秋も深まり、議員会館前のイチョウも見事に色付きました(写真)。

11月18日(月)・19日(火)の両日、議会決算特別委員会(12名)の本庁調査と委員会の審議が県庁で行なわれ、委員として出席しました。

委員会は、今回を含めて13回にわたり県庁や県現地機関の調査を行いました。

11月中に最後の委員会を開催し、決算に関する委員会としての意見をまとめます。

そして、委員会としての意見を議会本会議に報告し、議会として決算を認定するかどうか判断することになります。

調査は2つの班に分けて調査を行い、私が所属した班は企画振興部・環境部・総務部を担当しました。

私が指摘した主な事項を報告します。

 

  •  環境部関係

〇 自然エネルギーの推進事業(環境エネルギー課)

Q 太陽光発電事業が各地で進められているが、災害発生の危険性があるなどの理由により、地元から設置の反対運動が起きており、これに対応するために条例を制定する市町村が出てきている。県は各市町村に判断や対応を委ねるのではなく、問題発生が危惧される場合には設置を規制できるよう、県の条例を制定すべきではないか?(私は、これまでの県の対応は不十分と考えます。)

A 県としてはこれまでも市町村の対応マニュアルを作成するなどしてきたが、今後も県としての対応について検討していきたい。