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県議会常任委員長に就任

3月11日(水)に議会本会議が開催され、新たな議長・副議長、常任委員会正副委員長、監査委員などの議会人事を決定しました。

私は、「県民文化・健康福祉委員会」の委員長に指名されました。私はこれまで副委員長職は3委員会で経験しましたが、委員長職には初めて就きます。なお、任期は3月11日から1年です。

委員会の担当する主な業務は次のとおりです。

1 県民文化部関係 文化政策、消費生活、人権男女共同参画、こども支援、私学振興、高等教育振興

2 健康福祉部関係 医療、福祉、健康、介護、障がい者支援、食品衛生

10日(月)には、2月定例議会に知事から提出された議案の採決が行われました。私が再三にわたり条例の制定を提案して来た「公文書管理条例」案は、知事が提出した原案のとおり可決しました。

また、当日は県議会から国の機関に提出する「意見書」案3件が採決されました。意見書案は、いずれも「新型コロナウイルス」に関して国の対応を求めるものです。

「新型コロナウイルス」については、世界的に感染が拡大して、国際的な脅威となっています。

国内では新たな感染者が次々に確認されるなど、国民の不安は高まっています。また、中小事業者をはじめとして、地域経済への影響も深刻化しています。

今後国の対策が順次実施され、これに合わせて県としても有効な対策を実施することになります。

私が所属する県民文化・健康福祉委員会でも、関係する対策が迅速かつ的確に実施されるよう、知事部局の事業や施策をチェックするとともに、提案も行っていかなければなりません。


「伊駒アルプスロード」事業化が決定

国道153号「伊駒アルプスロード」(伊那市美篶青島~駒ケ根市北ノ原)については、国の権限代行(県管理道路の国による代行施工)による事業化が決定します。

3月16日(月)に国交省に設置された「社会資本整備審議会」(道路分科会)が開催され、国の新規事業として採択することが妥当である旨決定されました。今後国交省内で手続きを行い、3月中にも正式決定となります。

「伊駒アルプスロード」の整備については、私はこれまで3回にわたり議会で一般質問を行い、国による事業実施等を提案してきましたが、いよいよ事業化が正式決定となります。

事業規模は11.6㎞、事業費は630億円で、県の負担は3分の1です。リニアが開通する2027年までの整備を目指します。

〇 これまでの一般質問の内容

  •  平成27年6月議会

Q 整備には国の協力を求めるべきではないか?

A 国の権限代行による事業実施を国に求める。

  •  平成28年2月議会

Q 国による権限代行を国に要望すべきではないか?

A 引き続き国の権限代行による事業実施を国に要望する。

  •  令和元年6月議会(写真は質問する酒井)

Q1 全線を国による権限代行で事業実施すべきではないか?

A1 引き続き全線を国の権限代行による事業実施を国に要望する。

Q2 事業実施に当たり、地元要望の強い次の2点を実現すべきではないか?

  • ルート上にコミュニティーがあるので、分断しない工夫が必要。
  • 盛土区間は景観を阻害するので、工法に工夫が必要。

A2 いずれも設計時に地元に協議する。


委員会で議案を採決

3月9日(月)に県議会総務企画委員会が開催され、副委員長として出席しました。

委員会では、委員会に関係する議案の採決を行いました。

主な議案は、令和2年度当初予算案・公文書管理条例案などです。公文書管理条例案は、条例の「実施機関」に議会を加える修正を行った上で可決しました(写真は改正案の提案説明を行う酒井)。

議案の採決の後に、請願と陳情の採決(採択・不採択の決定)を行いました。

委員会の委員の任期は1年ですが、この日の委員会が今期の最後の会議となったため、私は副委員長としての挨拶を行いました(写真)。

10日(火)には本会議が開催され、全ての議案の採決が行われました。

続いて11日(水)には本会議が開催され、新たな正副議長や正副委員長などの選任が行われました。