「伊駒アルプスロード」事業化が決定

国道153号「伊駒アルプスロード」(伊那市美篶青島~駒ケ根市北ノ原)については、国の権限代行(県管理道路の国による代行施工)による事業化が決定します。

3月16日(月)に国交省に設置された「社会資本整備審議会」(道路分科会)が開催され、国の新規事業として採択することが妥当である旨決定されました。今後国交省内で手続きを行い、3月中にも正式決定となります。

「伊駒アルプスロード」の整備については、私はこれまで3回にわたり議会で一般質問を行い、国による事業実施等を提案してきましたが、いよいよ事業化が正式決定となります。

事業規模は11.6㎞、事業費は630億円で、県の負担は3分の1です。リニアが開通する2027年までの整備を目指します。

〇 これまでの一般質問の内容

  •  平成27年6月議会

Q 整備には国の協力を求めるべきではないか?

A 国の権限代行による事業実施を国に求める。

  •  平成28年2月議会

Q 国による権限代行を国に要望すべきではないか?

A 引き続き国の権限代行による事業実施を国に要望する。

  •  令和元年6月議会(写真は質問する酒井)

Q1 全線を国による権限代行で事業実施すべきではないか?

A1 引き続き全線を国の権限代行による事業実施を国に要望する。

Q2 事業実施に当たり、地元要望の強い次の2点を実現すべきではないか?

  • ルート上にコミュニティーがあるので、分断しない工夫が必要。
  • 盛土区間は景観を阻害するので、工法に工夫が必要。

A2 いずれも設計時に地元に協議する。