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11月議会で一般質問(1)

12月7日(水)に県議会の一般質問に立ち、知事等に提案や質問を行いました。

今回は、県の次期総合5か年計画と少子化・人口減少対策について取り上げましたが、概要を4回に分けて報告します。

1 次期総合5か年計画について

Q1 現在の総合計画(令和4年度で終了)を策定した当時から5年を経過するが、長野県を取り巻く状況が変化する中で、またアフターコロナを見据えて、どのような姿勢で次期総合計画を策定していく方針か?

A1(知事)

少子化と人口減少、DX社会への移行、気候変動、コロナ感染症対応、医療の充実も課題。少子化・人口減少は最重要課題として取り組む。デジタル技術を活用して生産性の向上と快適な暮らしにも繋げたい。食料、エネルギーといったグローバルリスクに対する備えにも対応する。新しい時代に向けて社会経済システム自体を大きく転換するという決意を持って、危機的状況を克服し明るい信州の未来を作っていきたい。

 

Q2 現在の計画の「基本目標」のサブタイトルは「学びと自治の力で拓く新時代」となっているが、総合計画審議会の次期計画の答申には、サブタイトルが掲げられていない。サブタイトルはそれなりの発信効果もあるが、サブタイトルを掲げるのか?

A2(知事)

サブタイトルについては現在検討中。大きな時代の転換点であるということを意識しながら、県民に対して魅力のあるサブタイトルをしっかり検討する。

*一般質問の動画は、スマホでは上部右端のメニューボタン「≡」から一般質問動画を選択、パソコンでは上部メニューバーの一般質問動画からご覧いただけます。過去の質問動画も見ることができます。

 


県議会11月定例会が開会

11月30日(水)に県議会11月定例会が開会し、知事から25議案が提出されました。

議案は、一般会計補正案と条例案などが主なものです。

一般会計補正予算額は72億円で、主な内容は価格高騰緊急対策や新型コロナ対策などです。

コロナ対策では、第8波を乗り越えることができるよう、必要な経費を計上しています。

条例案は「長野県森林づくり県民税条例の一部を改正する条例案」などで、本年度で3期目の課税期間が終わる「森林づくり県民税」は、課税期間を来年度から5年間延長するための条例改正案を提案しました。

議会の会期は、12月16日(金)までです。

開会日の知事の議案説明の中で、次期総合5か年計画の策定に関して触れ、11月18日に総合計画審議会から計画案の答申を受けたことから、来年2月定例会に計画案を議案として提出することを明らかにしました。

12月6日から12月9日まで一般質問が行われ、私は7日(水)に質問に立ち、次期5か年計画に関して質問や提案を行いました。


国道・県道の整備を要望

11月21日(月)に、国道や県道の各整備期成同盟会による県への要望活動が県庁で行われ、地元県議として出席しました。

要望した道路は、上伊那関係では次のとおりです。

・ 国道153号(伊那バイパス、伊駒アルプスロード)

・ 伊那バレー・リニア北バイパス(国道153号)

・ 主要地方道竜東線(県道伊那辰野停車場線、伊那生田飯田線)

・ 県道駒ケ根長谷線

伊駒アルプスロードが開通すれば、県道車屋大久保線と交差するために、多くの車両が車屋大久保線を経て伊那生田飯田線を利用するようになるため、伊那生田飯田線の整備が必要になります。

この県道については、歩道もなく幅員も狭いため危険であることから、六軒屋地籍を重点整備か所として要望しました。

この要望活動は、関係市町村長及び関係県会議員が出席して毎年度行っていますが、継続して行うことが重要です。