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ブドウ畑の剪定作業

2月19日(日)は晴れて穏やかな日となったので、家の近くの田園地帯をウォーキングしました。

東春近の田原地籍の上段に広がる農地で、きれいに剪定されたブドウ畑を見つけました(写真。畑の横に積まれているのは切り落とされた枝の束)。

ブドウの剪定の適期は、1月から2月と言われています。

剪定作業の後は、皮はぎや枝の誘引作業も行われます。剪定は、次のブドウの生育を左右するので、高い技術が求められます。

ブドウ栽培では、様々な作業が年中行われます。

農家の方は、「暖冬は良くない。冬は寒くないとね。」と話しておられました。長野県の冬は厳しいものがありますが、寒い冬の作業が重要とのことです。

私たちはお金さえ払えば、おいしいブドウを手に入れることができますが、こうした冬の厳しい作業があってこそいただけるわけで、農家の皆さんへの感謝の気持ちを忘れてはいけないと思いました。


国道361号斜面崩落箇所の工事進む

1月8日に伊那市高遠町西高遠地籍で国道361号の斜面が崩落する事故が発生しましたが、現在伊那建設事務所により急ピッチで復旧工事が進められています。

私は、2月18日(土)に工事の様子を調査しました。

現場では、崩落個所のモルタル吹付工事が終了し、現在は落石により壊れた防護ネットの復旧工事が進められています(写真)。

現在現場は全面通行止めになっていますが、2月21日(火)午前10時から片側交互通行になる見通しとなっています。

また、現場から高遠町商店街寄りの斜面保護工事(今回とは別工事)を今後行い、これが順調に進めば3月31にも全面通行が可能となる見込みです。

現場から伊那市街地寄りの美篶芦沢地区の国道沿いで和菓子店を経営している方は「通行止めにより商品の売り上げは激減した。今後現場の恒久的な工事を行う場合は、高遠町への車両の通行は確保して欲しい。」と話していました。

今回の事故により、この道が生活道路として、また観光道路として大きな役割を果たしていることがよく分かりました。

今後は、この地域一帯の恒久的な安全対策の確保のために、しっかり活動していきます。

 


シニア大学卒業式に出席

2月17日(金)に、県のシニア大学伊那学部卒業式が行われ、地元県会議員として出席しました。

シニア大学は県内に10の学部(学部長は保健福祉事務所長)があり、伊那学部は上伊那の市町村の住民が学んでいます。

修学期間は2年間、1学年の定員は110名ですが、今回は96名の皆さんが卒業されました。

最年少は59歳、最高齢は85歳で平均年齢は69歳、女性の割合が約8割となっています。やはり女性は元気です。

高齢者の定義を65歳から75歳に引き上げようという議論がありますが、卒業生の皆さんの若々しい姿を見るにつけ、結構な議論だと感じます。

卒業生の皆さんには今後も学びを続けていただき、大学で学んだことを地域の活性化や学習支援・介護支援などに生かして欲しいと思います。