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国道153号改良・期成同盟会の総会

5月22日(月)に、駒ケ根市で「国道153号改良・期成同盟会」が開催され、同会顧問として出席しました。

「国道153号改良期成同盟会」は、国道153号(名古屋市~塩尻市)の整備を促進するため、上下伊那の市町村・豊田市・塩尻市で構成された組織です。

特に「伊駒アルプスロード」(駒ケ根市北の原~伊那市美篶青島)は、10年後に開通するリニア中央新幹線の関連道路として、リニア開通までに全線を整備する必要があります。

この道路は、リニア開通による産業振興などの効果を助長し、医療・福祉の向上にも寄与し、災害時の緊急輸送路にもなることから、計画的に整備を進めなければなりません。

また、「伊那バイパス」(伊那市美篶青島~南箕輪村)は、平成9年から県事業として実施していますが、平成29年度は前年度の2倍以上の23億円の予算を確保しました。

今後は更にスピードアップして事業を進め、「伊駒アルプスロード」の完成と時期を合わせて完成することを目指さなければなりません。

この二つの事業については、地元県会議員として事業推進のためにしっかり活動していきます。


天竜川治水期成同盟会の総会

5月22日(月)に、駒ケ根市で「天竜川上流治水促進・期成同盟会」の総会が開催され、同会の顧問として出席しました。

この同盟会は、天竜川や支線の河川改良事業や、砂防事業などによる治水事業の実施を進めるため、上下伊那の各市町村で構成された組織です。

近年ゲリラ的豪雨による災害が各地で頻発しているため、計画的な事業の実施により被害を少なくしなければなりません。

平成18年には豪雨により、箕輪町地籍で天竜川の堤防が決壊し、伊那市でも濁流が,危うく堤防から溢れそうになるなど、上伊那の各地で大きな被害が発生しました。

伊那市では天竜川の洪水危険地域に避難指示が発令されるなど、大災害発生の一歩手前の状況になりました。

あれから10年が経過し、当時の状況も記憶から遠ざかりがちですが、いつ大災害が発生するか分かりませんので、もう一度災害への備えを確認しなければならないと思います。

災害危険箇所の改善などに向けて、議員としてしっかり活動していきます。


中央アルプスの「雪形」

天気がいいので、自宅近くの三峰川の堤防などをウォーキングしました。

帰り道に西の方向を見ると、中央アルプスの「雪形」と新緑の河岸段丘と田植えが済んだ田んぼの、美しい風景を見ることができました(写真)。

初夏になると山の残雪の一部が溶けて山肌が見えますが、その山肌の形が様々な物に見えることから、雪形と言います。

私は、「種まき爺(じい)」と「島田娘」と「駒形(馬)」の雪形を見つけることができました。

駒ヶ岳(「木曽駒ヶ岳」、2,956m、伊那地方では「西駒ヶ岳」という。)は雪解けの時期には「駒形」が見えることから、「駒ヶ岳」と命名されたと言われています。

古くは、「雪形」が見える頃が、農家の種まきの時期の目安にされていました。

今は、農作業の時期が早まり、駒形が見える頃は田植えの最盛期となります。

雪形を見つけながら、美しく田植えがされた田園地帯を歩くのは、気持ちのいいものです