中央アルプスの「雪形」

天気がいいので、自宅近くの三峰川の堤防などをウォーキングしました。

帰り道に西の方向を見ると、中央アルプスの「雪形」と新緑の河岸段丘と田植えが済んだ田んぼの、美しい風景を見ることができました(写真)。

初夏になると山の残雪の一部が溶けて山肌が見えますが、その山肌の形が様々な物に見えることから、雪形と言います。

私は、「種まき爺(じい)」と「島田娘」と「駒形(馬)」の雪形を見つけることができました。

駒ヶ岳(「木曽駒ヶ岳」、2,956m、伊那地方では「西駒ヶ岳」という。)は雪解けの時期には「駒形」が見えることから、「駒ヶ岳」と命名されたと言われています。

古くは、「雪形」が見える頃が、農家の種まきの時期の目安にされていました。

今は、農作業の時期が早まり、駒形が見える頃は田植えの最盛期となります。

雪形を見つけながら、美しく田植えがされた田園地帯を歩くのは、気持ちのいいものです