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委員会の調査に参加(その1)

8月18日(月)・19日(火)の2日間にわたり、所属する県議会環境文教委員会の委員として県内調査に参加しました。

今回は、中南信地域の県の現地機関や委員会に関係する機関等が対象で、安曇野市立明科中学校、上伊那農業高校(南箕輪村)、上伊那地域振興局、南信教育事務所(伊那市)、飯田マイクログリッド(飯田市、太陽光発電)、飯田風越高校(飯田市)、塩尻志学館高校(塩尻市)を調査しました。

調査の主な内容について、2回に分けて報告します。

 

〇 安曇野市立明科中学校

・ 安曇野市では、コミュニティスクール、同一中学校区での小中一貫教育、安曇野を体験的・探究的に学ぶ地域学習を進めてきた。

・ 県教委の「ウェルビーイング実践校TOCO―TON」に応募して指定を受け、小中一貫教育・幼保小中高連携教育を実践している(認定こども園2園(自然保育)、小学校2校、明科中学校、明科高校で構成)。

・ 支援のため、県教委から教師が1名配置されている。

・ 教育目標を、「子どもも教師も地域も、チャレンジと探究でふるさと明科を心に刻む明科教育」としている。

・ 総合的な学習では、①自然に浸り、遊び、作る②企業訪問、起業家学習③まちづくり協議会と連携に取り組んでいる。

 


二十歳のつどいを開催

8月15日(金)に東春近公民館で「二十歳のつどい」が開催され、来賓として出席しました。

この会には、地元市会議員、各区の区長や公民館分館長、小中学校在籍当時の担任の先生などが出席しました。

今年の対象者は71名でした。新成人を代表して、飯島颯士さんが挨拶をしました。

私は、式典の中で次のような祝辞を述べました。

「今日は終戦記念日であり、今年は戦後80年という区切りの年に当たる。昨年は『被団協』がノーベル平和賞を受賞した。この団体は長きにわたる非核平和を実現するための活動が高く評価された。大変すばらしいことであり、非核平和実現のため、日本は行動しなければならない。一方、先の参議院選挙では、ある党のある候補者が『日本は核武装すべき』旨の発言をしたが、私は全く容認できない。現在世界では各地で紛争や戦争が行われており、何としても戦争は終わらせなければならない。平和であれば、何でもできる。平和であれば、皆さんの前途は洋々たるものがある。これからの人生を大いに楽しみ、自己実現を図っていただきたい。皆さんの将来が幸多きことを祈る。」

式典の後、記念撮影やタイムカプセルの開封、食事会などが行われ、参加者は同級生との交流を楽しみました。


「大清水川」治水砂防促進同盟会の総会

8月8日(金)に、伊那市で大清水川治水砂防促進同盟会の総会が開催され、同会の顧問として出席しました。

同会は、大清水川(伊那市と南箕輪村の境界を南下して流れ天竜川に合流する延長9㎞、流域面積4.84㎢の1級河川)の治水・砂防を促進し、流域の災害防止を図るために設置され、伊那市長・南箕輪村長、両市・村の関係議員、両市・村の関係区で構成されています。

この川は、急峻であり川幅が極端に狭い個所や護岸が未整備の箇所が多いため、豪雨時には水が護岸から越水することもあり、護岸が未整備のため浸食されている箇所もあるなど、災害には弱い川です(写真は伊那市大萱の護岸未整備箇所)。

この川の特徴は、下流になるほど河川断面が小さく、下流の両岸には家屋が多数存在することから、計画的に整備を進めなければなりません。

普段は水量が少ないのですが、上流域の面積が大変広いため、豪雨時には通常では考えられない大量の水が一気に川に流れ込み、下流に被害を及ぼします。

近年局地的なゲリラ豪雨が各地で多発していることから、この河川の防災対策を早急に進めなければなりません。

要整備箇所などの現地調査を行った後に総会が開催され、同盟会会長の伊那市長から事業促進に関する要望書が地元県会議員に渡されました。

私は地元県会議員として、今後も地域の安全安心のために活動していきます。