4月10日(木)に、長野県南信工科短期大学校(上伊那郡南箕輪村)の入学式が行われ、地元県会議員として出席しました。
この短大は、これからの県の産業を支えていく「ものづくりのスペシャリスト」を育成するために、平成28年4月に開校しました。
今年は、専門課程28名と短期課程9名の合計37名が入学しました。
専門課程は「機械システム学科」と「電気システム学科」の2科があり、修業期間は2年です。
短期課程は社会人向けの機械科で、修業期間は6か月です。
この短大の特長は、地元の企業が短大振興会を結成し、地域をあげての応援体制ができていることです。
就職率は100%で、ほとんどの卒業生が県内に就職しています。
私は祝辞で、「定員に対する入学率が低いが、これは学校の魅力が県内に浸透していないことによる。これからの卒業生が企業に就職してすばらしい働きをすれば、おのずと学校の知名度が高まり、志願者数が増えると考える。学園生活を大いに楽しんで欲しい。」とあいさつしました。
工科短大は授業のレベルは高く、学費が安いなど、メリットが大きいことから、高校卒業時の進路の選択肢として有力な候補です。各高校の校長や教頭、進路指導の先生方には、この短大を適正に評価して欲しいと思います。