金鳳寺の隣接山林が火災

4月7日(水)に、伊那市富県北福地にある曹洞宗「金鳳寺」(きんぽうじ)に隣接する山林で火災が発生し、風の向きや強さによっては延焼区域が広がり、寺が類焼することも心配されました。

一時は心配した多くの地域住民が現場付近に駆け付け、現場付近は騒然となりました。

金鳳寺では、本堂の茅葺屋根を銅板へ葺き替える工事を現在実施中(写真)で、工事が未完成の状態で類焼でもしたら一大事と、地域の皆さんは大変心配しました。

我が家の菩提寺であることから、火災発生の防災無線の緊急放送を聞き、私は急いで現地に向いました。

広域消防や地元消防団の懸命の消火活動が行われ、運良く当日は風も余り無かったことから、出火から3時間余りで沈下しました。

当日は県の消防防災ヘリコプター(4月5日に運航を開始したばかり)の出動を要請しましたが、あいにく運休日であったため、山梨県のヘリが現場に駆け付け、放水作業を行ったことも早期の鎮火につながりました(写真)

春は空気が乾燥していますから、火災が発生しないように十分留意する必要があります。