Ⅱ 計画行政について(1)
1 総合計画について
・ 県の「総合5か年計画」では「基本方針」が定められ、これを実現するための「重点目標」と「関連目標」が設定されている。
・ 「重点目標」や「関連目標」の一部は、コロナにより達成が困難になっている。
・ コロナにより「感染症対策」は重要な政策課題となっているが、総合計画には対策について記述されておらず、新たに盛り込むべき。
・ コロナ後を見据えると、「重点目標」・「関連目標」の修正や、新たな「目標」設定も必要になり、現在の計画の内容を大幅に見直すべきと考える。
Q1 新型コロナの影響を踏まえて、現在の「総合5か年計画」の「基本方針」を実現するための「重点目標」・「関連目標」の修正や、新たな「目標」の設定も必要になると考えるが? また、コロナ後の時代を想定する中で、「基本方針」を構成する「重点政策」の修正や「主な施策」に「感染症対策」加えるなどの修正を行うべきと考えるが?
Q2 新型コロナによる社会経済への様々な影響を踏まえて、「総合5か年計画」については目標年次である2022年を前に、早急に見直すことを提案するが?
A1・2(知事)
「総合5か年計画」は、コロナ禍にあっても目指す方向性は変わらない。目標によってはハードルが高くなるものもあるため、更に加速化したり力点を変えるなどにより、目標の実現に向けて取り組む。新型コロナ対策は重要な課題であるが、状況に的確に対応した迅速な施策を打つ必要がある。
現時点では総合計画の修正や前倒しの見直しについては考えていないが、しかるべき時期にコロナ対応をしっかり検証した上で、次の展開を考える。