高校校歌の楽譜贈呈式に出席

 

9月4日に、伊那北高校で校歌の楽譜贈呈式があり、同窓会長として出席しました。

伊那北高校の校歌は、昭和2年に前身の伊那中学校時代に作ったもので、変更することなく今日に至っています。

当時は数字譜(1~7の数字で音階を表す)が主流であったため、数字譜で楽譜が作られており、現代に合わなくなっていました。

これまで学校では、数字譜を元にピアノ伴奏譜や吹奏楽譜などを校内で工夫して作り使用してきました。

今年は創立100周年に当たる年であり、100周年記念事業実行委員会(同窓会長が実行委員長)では記念事業の一環として正式な楽譜(5線譜)を作ることを決め、日本フィルハーモニー交響楽団に作成を依頼していました。

同楽団のコンサートが100周年記念事業として今年行われる予定でしたが、コロナの影響で1年延期になっています。

同窓生の山岸淳子さんが同楽団の幹部を務めていることもあって、楽譜の作成を引き受けていただきました。

作成した楽譜は、ピアノ伴奏譜、吹奏楽譜、オーケストラ譜の3種類で、この度楽譜が完成したため、実行委員会が高校に贈呈しました。

贈呈式では、楽譜を校長に贈呈した後、ピアニストの平澤真希さん(同窓生で伊那市在住)のピアノ伴奏により合唱部が校歌を合唱しました(写真)。

贈呈式は体育館で行いましたが3年生のみが出席し、1・2年生はホームルームでオンラインにより視聴しました。

100周年の各種事業は3年生が中心的な役割を担っていただく予定でしたが、事業が1年延期になったため、この贈呈式が3年生にとっては唯一の記念事業となりました。

この新しい楽譜により、校歌が末永く歌い継がれることを願います。