伊那北高校で入学式

4月4日(水)に伊那北高校の入学式があり、同窓会長として出席しました(写真は満開になった校門付近の桜)。

今年の入学者数は、定員を少し上回る245人(男子125・女子120)です。

私は同窓会長として、「今年の新入生は今までの新入生と異なり、大変運が良い。50年・100年に一度の稀な出来事を体験できる。今年8月に長野県で開催される全国高等学校総合文化祭は、まさに50年に一度のイベント。県下各地で文化祭が開催され、伊那でもイベントが開催される。また、2年後(新入生が3年生の時)には高校創立100周年を迎える。同窓会では様々な記念事業を実施する。これらの出来事を体験し、大いに楽しんで欲しい。」と挨拶しました。

伊那北高校の現在の大きな課題は、県が進めている高校改革への対応です。

伊那北高校は、現在地域の中核的な高校の役割を果たしていますが、少子化の中で生徒数が減少し学級数が減っていけば、その役割を維持することが困難になります。

一時は1学年10クラスの時代もありましたが、最近は6クラス編成となっており、今後は4クラスまで減少します。

そうした中で、ある程度の学校規模を維持しながら、将来を見据えて生徒に対して必要な教育サービス(深い学習や多様な部活動など)を提供していくにはどうすべきか、しっかり検討しなければなりません。

高校改革の問題については、私が昨年度所属した県議会の文教・企業委員会で意見を述べましたが、これからの地域を担う生徒のためにどうあるべきか、という視点が最も重要と考えます。