4月末のある日に、市内の竜東地区をウォーキングしました。
快晴の穏やかな暖かい日で、街並みの美しさを楽しむことができました。
日影地区には、茅葺屋根の大きな民家がありました。民家のはるか彼方には、残雪が輝く中央アルプスが見えました(写真)。
この景色には感動しました。まさに絵になる景色です。
茅葺屋根の家も、市内では随分少なくなりました。屋根修理材の茅の入手が困難になり、職人がいなくなったのが原因です。
私の家も20数年前までは茅葺屋根でした。冬は大変寒かったのを覚えています。
このすばらしい景色を見ながら、「春うらら」だなあと感じました。
「春うらら」と言えば、フォークシンガーでもある作曲家の田山雅充の楽曲で、昭和51年の作品「♪春うらら」を思い出しました。
「♪みぞれ混じりの春の宵 二人コタツにくるまって~~~ああ..ああ 春うらら」という歌詞です。
この曲は大変評価が高く、当時の音楽祭で多くの賞を獲得しました。
田山さんは、南沙織のヒット曲「人恋しくて」など多くの優れた作品を世に出しています。
伊那の春も結構いいものだなあと実感できた日でした。