9月8日(木)に、伊那市内で長野県商工会連合会上伊那支部と上伊那地域選出県会議員との懇談会が開催され、出席しました。
この会は、参加者の意見交換により上伊那地域の振興を推進していこうと毎年度開催しています。
参加者からは、アベノミクスは地方ではその効果が出ていない、それどころか各事業者は大変苦しい経営を余儀なくされている、という状況が報告されました。
また、各商工会では会員の確保に苦労している、との意見も出されました。
私は懇談の中で、
1 地方創生のためには、若者の定住が必要。
2 地元出身の学生のUターンを進めるためには、奨学金返還に対する支援制度の創設が有効であり、県議会でも提案している。伊那市では独自の制度を始めたが、他の市町村でも始めたらどうか。
3 建設業が経営に苦労しているが、経営を存続できるような支援策を進めるべき。
などの意見を提案しました(写真)。
私は、リニア中央新幹線の開通が、伊那谷にとっては大きなビジネスチャンスになると考えており、今から産業振興、観光振興、交通網の整備などのリニアの受け皿づくりを進めなければならないと考えています。