12月18日(月)に、砂防会館(東京都千代田区)で県議会の砂防事業促進研究会の勉強会が開催され、会員として参加しました。県議会からは20名が参加しました。
会には、国交省から砂防部長ほか部幹部、県から建設部長、砂防課幹部も参加しました。
勉強会では、まず国土交通省水管理・国土保全局砂防部長(元天竜川上流河川事務所長)から、話題提供がありました(写真)。
この中で、近年土砂災害の発生件数が増える傾向にあること、砂防施設が下流域の被害を軽減していること、ソフト対策として防災教育の効果が高いことなどが説明されました。
令和6年度予算の概算要求の中の新規事業として、砂防堰堤が土砂堆積により砂防施設として機能が失われた場合、災害復旧で堆積土砂を排除する事業を創設するとの説明がありました。
また、全国治水砂防協会大野理事長からは、砂防事業の歴史や砂防協会(全国の市町村が会員)の設立や砂防会館建設の経過などについて説明がありました。
両氏の説明の後、出席者で意見交換を行いました。