月別アーカイブ: 2023年5月

治水・国道改良の同盟会総会が開催

5月23日(火)に駒ケ根市で、「天竜川上流治水促進期成同盟会」の総会が開催され、同会相談役として出席しました。

また、同日「国道153号改良期成同盟会」の総会が開催され、同会の顧問として出席しました。

治水同盟会は上伊那・下伊那の市町村で組織されており、天竜川上流の治水・砂防事業の推進、三峰川総合開発事業の推進(戸草ダム建設の再開を含む)等の推進のために、活動を進めています。

153号同盟会は、愛知県豊田市から塩尻市に至る沿線市町村で組織されており、伊駒アルプスロード、伊那バイパス、飯田南バイパス、飯田北改良等の早期開通に向けて、活動を進めています。

私は治水同盟会で、「近年は気候変動に伴う激甚災害が多発しており、計画的な河川整備と治水事業を進めなければならない。特に戸草ダムについては、過去の知事の脱ダム宣言により計画が中断しているが、早急に再開に向けた諸手続きを進めなければならない。」とあいさつしました。

総会の後、国・県の機関の長から各事業の進捗状況などについて説明を受けました。

 


議会正副委員長会議を開催

5月19日(金)に議会の正副委員長会議が開催され、産業観光企業委員長として出席しました(写真右側の列の右から4番目が酒井)。

この会議には6つの常任委員会のほか、議会運営委員会と決算特別委員会も出席しました。

会議では、県議会の基本的な取組方針が議長から示された後、各委員会の進め方などについて共通認識を持つために、意見交換が行われました。

各委員会では、年間活動計画、閉会中の活動、現地調査、県外視察、タブレット端末の活用などについて、今後開催される第1回目の委員会で協議することになります。

私は、議会のチェック機能を果たすために、特に知事提出議案については各委員間で活発に議論ができるよう会議を進めていきます。議会が単なる追認機関にならないよう、十分に配慮すべきと考えます。


国道153号期成同盟会総会が開催

5月19日(金)に、伊那市役所で「国道153号伊那バイパス」整備促進期成同盟会総会が開催され、同会の顧問として出席しました。

同会は、伊那バイパスの整備促進を図るため、沿線市町村の市町村長、市町村議会議員、土地改良区理事長、関係地区区長、関係地区代表、上伊那農協代表、商工会議所代表、商工会代表、関係地区対策委員などで構成されています。

伊那バイパスは、箕輪町木下から伊那市美篶青島(ナイスロードまで)に至る総延長7.6㎞を整備するもので、総事業費は310億円、幅員は28m、4車線(暫定2車線で供用)の計画で平成9年に着工しました。

令和5年度は、測量、詳細設計、用地補償などを予定しており、事業費は1億円を見込んでいます。

私はあいさつの中で、「計画的に整備を進めて来たが、整備を進める上でいくつかの課題を抱えている。県では精力的に課題解決に向けて調整を進めるよう期待する。また、この道路と接続する県道「伊那インター線」の整備促進を図ることと、先線の国道153号「伊駒アルプスロード」の計画的な整備を進めるよう要望する。」と述べました。

課題としては、道路の排水をどこに抜いていくのか決まっていないこと、若宮地区において歩行者の安全対策として、交差点において地下歩道を設置するのか決まっていないことなどがあります。