月別アーカイブ: 2018年8月

「伊那まつり」が開催

8月4日(土)・5日(日)の両日に、伊那市の第61回「伊那まつり」が開催されました。

4日には、まつりのメインイベント「市民踊り」が行われました(写真は開会式の模様)。

夕方から中心市街地を100連・6,500人の皆さんが参加して、「ダンシング・オンザロード」「伊那節」「勘太郎月夜唄」の踊りを繰り広げました。

祭り2日目の5日は、午後から市役所駐車場を会場に「遊ing(ユーイング)ビレッジ」が開催され、夜には市役所横を流れる天竜川と三峰川の合流点で「花火大会」が開催されました。

花火大会では4500発の花火が上がり、市内外から集まった5万人ほどのファンが夏の夜のひと時を楽しみました。

伊那まつりは年々盛大になっており、市民踊りには多くの小学生や企業・各種団体・地区連・グループなどが参加しました。

「ダンシング・オンザロード」の踊りはとてもハードで、エネルギッシュです。ロック歌手・作曲家の宇崎竜童さんが、伊那市のために作曲したものです。

今年の夏は猛暑日が続き、踊り手の皆さんは夏バテ気味ではなかったかと思いますが、踊りが始まると全くそんなことを感じさせない元気いっぱいの踊りを披露してくれました。

遊ingビレッジでは、踊りステージ・大道芸ステージ・子ども広場などがあり、多彩な屋台の出展もあって、屋台には長い行列ができました。

遊ingビレッジは若者には大人気で、浴衣姿の若者が目立ちました。

花火も、多くの家族連れが楽しんでいました。

まつりが終わるとすぐにお盆を迎え、それを過ぎると伊那の地も暑かった夏にお別れして秋の気配がしてきます。


「太田切川」開発期成同盟会が総会

8月2日(木)に、宮田村で「伊南地域総合開発期成同盟会・太田切部会」の総会が開催され、地元県会議員として出席しました。

この会は、太田切川水系(中央アルプスが源流)の総合開発の促進を目的として、水系の受益地である伊那市・駒ケ根市・宮田村の行政・関係地区・土地改良区・財産区・農業委員会・水利委員会などを構成員として設置されています。

主な活動は、流域の治山・治水・砂防・河川整備の促進や水利調整などです。

太田切川に関連する工事等は、国交省(天竜川上流河川事務所)、林野庁(伊那谷総合治山事業所)、県(上伊那地域振興局・伊那建設事務所)により毎年度4億円程度の規模で実施されていますが、砂防堰堤などは1個所にかかる事業費が巨額であるため進捗状況が遅いのが現状です。

今後も会の活動を積極的に行い、事業に必要な予算獲得につなげていかなければなりません。

私はあいさつの中で、「先の西日本豪雨災害や昨年の九州北部豪雨災害を見ても、防災のためのハード・ソフト両面の対策が必要。近年の自然災害は気候変動によるものであり、排出CO₂の削減対策を急がなければならない。合わせて、災害に強い森林づくりを行わなければならない。」と述べました。