月別アーカイブ: 2018年4月

県議会広報委員会の副委員長に就任

4月24日(火)に県議会広報委員会の初会議が開催され、副委員長に選任されました。

この委員会は、県議会の活動内容を積極的に広報していくために設置されており、各会派から1名ずつ選出された議員で構成され、副議長が委員長を務めます。任期は1年です。

広報は、新聞への折込、優先テレビジョン放送、インターネットや県政報告会などにより実施します。

年4回の議会定例会の内容は「こんにちは県議会です」という広報紙に掲載し、新聞折込により各家庭にお届けします。視覚障害のある方へは、点字版やCD版を作成してお届けします。

一般質問などの本議会の様子は、インターネット(パソコンやスマートフォン・タブレット端末)を通じて見ることができます。

常任委員会の様子は、ケーブルテレビによる広報番組を作成して、放送しています。

また、県民の皆様との対話集会や小学生の県庁見学会、夏休みの県庁見学イベントも行っています。

その他、高校生や大学生などの議会傍聴や意見交換会の開催についても、実施していきたいと考えています。

また、議会の概要、議員の紹介、定例会の状況(議事録も含みます)などは、議会のホームページをご覧いただきたいと思います。

県政や県議会が県民の皆様から遠いと言われていますので、広報を積極的に行い、県議会を身近に感じていただけるよう、努力していかなければなりません。

これから1年間は、広報委員としてしっかり活動していきたいと思いますし、議員個人としても自らの活動内容を地域の皆様にきちんとお知らせしていかなければならないと考えています。

私の活動内容は、議会定例会での一般質問や常任委員会での発言については、「県政だより」というチラシを作成し、新聞折込などによりお届けしています。

また、県政報告会やブログ「酒井茂オフィシャルサイト」を通じてお知らせしています。

議会定例会で私が一般質問を行う時には、議会傍聴ツアーを実施していますので、ご参加いただければ幸いです。


県議会常任委員会の初会議を開催

4月25日(水)に、県議会の「環境・産業・観光委員会」の初会議が開催され、副委員長として出席しました(写真は副委員長就任のあいさつ)。

この委員会は、県の環境部・産業労働部・観光部・労働委員会の業務を担当します。

会議では、担当部局から課題や主要な施策について説明がありました。

環境部では、今年3月に策定した「環境基本計画」の推進、来年軽井沢で開催されるG20関係閣僚会合に向けた準備、環境浄化が課題となっている「諏訪湖創生ビジョン」の推進などが主なものです。

産業労働部では、県内産業の振興、県産品の消費拡大、産業人材の育成、働き方改革の推進などです。

観光部では、今年3月に策定した「観光戦略」の推進、観光人材の育成、誘客の促進、インバウンド戦略の推進、信州の食のブランドの向上などです。

これらのうち地域の観光振興については、広域的なDMO(観光振興の実践組織)を設立して稼ぐ観光地域づくりを進めていくことが課題です。

上伊那地域では、本年度中にも上伊那地域をエリアとしたDMOを設立するため、上伊那広域連合が中心になって準備を進めています。

環境・産業・観光に関しては、今年の2月県議会定例会の一般質問で取り上げましたが、たまたまこの委員会に所属することができましたので、質問で取り上げた事項については、委員会の場でしっかり議論をしたいと考えます。


新入社員激励会を開催

4月26日(木)に、伊那商工会館で伊那商工会議所主催の新入社員の激励会が開催され、会議所顧問として出席しました。

今年で37回目の開催となりましたが、18社(市役所含む)から95人が参加しました。

全国的な人材不足の中で、各社は優秀な社員を採用するのに大変苦労したようです。

地方の最大の課題は「地方創生」ですが、人口減少にストップをかけ、活力ある地域にしていくには、若者が地域に定着することが重要です。

未来を担う若者が地元に就職していただけることは、大変ありがたいことです。

若者の地元定着のためには、働く場の確保が不可欠であり、官民が連携して働く場の創出に努めなければなりません。

大学進学などで一旦は県外に転出しても、ふるさとに戻っていただくためには、地域の住みやすさや、優良な企業が多いことなどを知ってもらう努力が欠かせません。

現在上伊那地域では、産学官が連携して「郷土愛プロジェクト」を推進しています。

このプロジェクトは、地域を愛し、地域に誇りを持ち、地域に貢献しようと思える次世代育成活動や、キャリア教育などを行っています。

私が就職した時には景気は拡大基調にあり、大学の同級生のほとんどが都会の大企業や中央官庁に就職しました。

地方に就職するのは少数派でした。

私はふるさとに貢献したいという思いと家庭の事情もあって、伊那市役所に就職しました。今では、素晴らしいふるさとで家族にも恵まれて暮らすことができ、本当に良かったと思います。

新入社員を代表して日本濾過器㈱(伊那市)の北原優花さんが、「地域に貢献したい」と決意のことばを述べました(写真)。

すがすがしく若者らしい決意表明であり、前向きな姿勢が伝わってきました。

就職された皆さんの、ご活躍とご多幸を祈ります。