月別アーカイブ: 2017年10月

県議会決算特別委員会の調査に参加(3)

9月12日(火)・13日(水)の2日間にわたって県議会決算特別委員会の現地調査が行われ、委員として参加しました。

今回の調査は北信地域の県の現地機関が対象ですが、調査の内容について3回にわたって報告します。

最終回は、農業大学校(長野市)です。

私の行った主な質疑の内容は、次のとおりです。

Q1(酒井)専任の就職支援職員を置いているが、成果と課題は?

A 卒業生の就農率が向上している(2年制の農業経営コースでは38%)。課題としては、農業高校からの入学生を確保するため、高校との連携の窓口として更に積極的に活動すること。

※ 当日は、授業の一環として農産物の直売を行っていました(写真)。(7月から10月の間に実施しており、消費者から評価を得ています。人気のブドウ「ナガノパープル」は安価でした。)


県議会決算特別委員会の調査に参加(2)

9月12日(火)・13日(水)の2日間にわたって県議会決算特別委員会の現地調査が行われ、委員として参加しました。

今回の調査は北信地域の県の現地機関が対象ですが、調査の内容について3回にわたって報告します。

2回目は、女性相談センター(長野市)・北信消費生活センター・北信保健福祉事務所・中野警察署・北信建設事務所)です(写真は女性相談センター)。

私の行った主な質疑の内容は、次のとおりです。

① 女性相談センター

Q1(酒井)「女性相談員」を置いている市は19市中11市のみであり、市により取り組みが異なることは適当ではない。置いてない市には置くよう要望すべきである。

A 置くように要望はしているが、現状では11市のみである。引き続き要望していく。

② 北信保健福祉事務所

Q1(酒井)たばこの受動喫煙防止に関して、県下の公立学校の敷地内禁煙の実施校が全国最低レベルであり、実施校を拡大していくべきであるが、管内の学校の状況はどうか?

A 10校である。(酒井解説:取り組みが不十分であり、今後拡大に向けて努力すべきである。)

Q2(酒井)不妊治療費助成事業が、決算の主要事業に記載されていないが、重要な事業であり、効果が大きいので記載すべきではないか?

A 重要な事業であり、28年度は73件12百万円余りの実績があった(酒井解説:人工授精による出生者数は20人に1人と比率が高くなってきている。不妊治療は個人の負担が大きいため、更に補助内容を充実しなければならない。)


県議会決算特別委員会の調査に参加(1)

9月12日(火)・13日(水)の2日間にわたって県議会決算特別委員会の現地調査が行われ、委員として参加しました。

今回の調査は北信地域の県の現地機関が対象ですが、調査の内容について3回にわたって報告します。

初回は、長野地域振興局・総合県税事務所・長野農業改良センター・北信会計センター・長野ろう学校・稲荷山養護学校・長野南警察署・長野食肉衛生検査所です(写真は長野地域振興局)。

私の行った主な質疑の内容は、次のとおりです。

① 長野地域振興局

Q1(酒井)森林整備について、松くい虫の被害が拡大しているが、市町村からの予算要望に対して県の予算配分は十分か?

A 市町村では、予め配分額を想定して要望しているので、結果的にはほぼ要望は満たしている。(酒井解説:多く要望しても予算配当が少ないので、少なめに要望しているということ。)

Q2(酒井)松くい虫対策で、薬剤の空中散布が行われているが、地域によっては空中散布の反対運動が起きており、市町村で対応に苦慮している。安全であるならば、県で明確にすべきではないか?

A 県で散布に当たっての基準を設け、説明していきたい。

Q3(酒井)商工観光課において、「例規集追録代」46千円を支出しているが、ネットの時代になり例規は簡単に見ることができるため、例規集は不要と考えるがどうか?

A 特に考えずに、予算が配当されたので購入した(酒井解説:安易な考え方で、必要がないのであれば、予算要求から削るべきである。)