月別アーカイブ: 2017年9月

市との懇談会に出席

9月7日(木)に、伊那市役所で県会議員と市幹部との懇談会が開催され、出席しました。

この懇談会は、毎年度計画的に開催されているもので、市の課題や主要施策についての意見交換を行っています。

市の施策は県の施策と密接な関係にあるため、地元選出県会議員と市幹部が常に情報共有を図ることが大切です。

懇談会では、市政の全般にわたって話し合いを行いました。

特に、今後県でも検討しなければならない課題の主なものは、次のとおりです。

① 土地改良事業の県補助率の改善

② 松くい虫対策に係る国・県補助金の充実

③ 森林づくり県民税の継続

④ 国道153号「伊駒アルプスロード」の整備促進

⑤ 国道153号「伊那バイパス」の整備促進

⑥ 国道361号高遠地籍崩落法面の恒久安全対策

⑦ 国道152号の整備

⑧ 県道87号「伊那インター線」(環状北線)の延長整備(伊那バイパスまで)

⑨ 重要な県道の整備促進

⑩ 重要な河川の整備(防災対策)

⑪ 戸草ダムの整備(三峰川・長谷)

⑫ 市営住宅の改築(大萱・若宮)

今回の会議は大変有意義なものでしたが、今後の県会議員としての活動に、しっかり生かしていきたいと思います。


国道153号「伊駒アルプスロード」の地区要望

9月7日(木)に、伊那市東春近原新田区長による市・県への要望活動があり、地元県会議員として同席し意見交換を行いました。

現在伊那建設事務所では、国道153号「伊駒アルプスロード」の都市計画決定(ルート決定)に向けた地元説明会を開催しています。

過日東春近地区住民を対象にした説明会が開催されましたが、ルートが地区を横断する原新田区の住民から、ルート変更の意見が多数出されました。

意見の内容は、ルート案によると既存住宅を移転しなければならなくなるため、ルートを東春近地区と富県地区の境界(旧村境)まで移動し、できるだけ家屋に影響のないようにすべきというものです。

これを受けて、今回原新田区長が市長と伊那建設事務所長にルート変更の要望書を提出しました(写真は、市建設部長・伊那建設事務所長)。

都市計画決定になればルートは確定し、以後変更は困難なため、確定する前に区の総意を伝えることにしたものです。

ルートをどうするかは大変重要であり、住民生活にも影響するため、県としても要望をしっかり受け止めた上で、多面的に検討しなければなりません。


上伊那教育7団体との懇談会

9月6日(水)に、伊那市内で上伊那教育7団体連絡協議会と上伊那選出県会議員との懇談会が開催され、出席しました。

7団体は、市町村教育委員会・PTA・教育会・小学校長会・中学校長会・校長教頭組合・教職員組合で構成されています。

会では、まず団体の代表者から義務教育に関する県への要望について説明があり、その後意見交換を行いました。

主な内容は、高校制度・入試制度、教職員の配置、特別支援教育の充実、地域・社会教育の充実などです。

私が特に注目したことは、県が進めている高等学校の「学びの改革」が県民に正確には伝わっていないことです。

なぜ今改革が必要なのか、改革の中身は何か、改革と高校再編の関係はどうなっているかなどが、明確には理解しにくい状況にあります。

教育委員会では、今後分かりやすい説明をすることや、地域の声をしっかり受け止める努力が必要です。

改革が高校生にとってより良きものになることや、そのことが若者定住などの真の地方創生につながらなければなりません。

今回の要望については、それぞれ重要なものばかりですが、特に支援を要する児童生徒に関する事項については、優先的に改善しなければならないと考えます。

今後7団体の皆さんが県庁を訪問し担当部長へ要望しますので、地元県議として同席し意見を述べる予定です。