月別アーカイブ: 2017年8月

国道153号「伊駒アルプスロード」の説明会開催

8月2日(水)に、市役所東春近公民館で国道153号「伊駒アルプスロード」(駒ケ根市北の原~伊那市美篶、延長11㎞・幅員28m、4車線)の説明会が開催され、地元住民として参加しました。

説明会は伊那建設事務所の主催で行われ、東春近地区はルート上にあるため住民の関心が大変高く、大勢の皆さんが参加しました。

主に、都市計画決定の手続き(事業着手の前提条件として都市計画道路として位置づけることが必要)やルート案の説明があり、参加者から質疑がありました。主な質疑は次のとおりです。

① ルート等の意見について

Q ルート等ついて意見を言える場があるのか?また、意見は検討されるのか?

A 都市計画決定の手続きとして、関係図面等の縦覧と意見申し出の機会があるので、是非利用を。出された意見は、都市計画審議会で必ず検討される。

② ルートについて

Q 東春近原新田地区では道路開設により地区が分断されるので、東春近と富県地区の境界へルートを変更すべきではないか?

A 現状では最適のルート案と考えるが、意見としてお聞きする。

③ 盛土について

Q 盛土(高い個所で9m)区間が長いが、景観上の観点などから区間を短くすべき。

A できるだけ少なくしたい。農地の間の移動は、道の下を通れるようにして対応する。

④ 大沢川(天竜川に合流する1級河川)の改修について

Q 地元住民は、道路工事に合わせて改修が行われるものと理解して来た。伊那市での改修の順番は、小沢川(改修は終了)の次は大沢川と理解しているがどうか?

A 大沢川改修の必要性は理解している。道路工事と一緒には改修できないが、別途検討したい。


「伊那まつり」開催

8月5日(土)・6日(日)の両日に、伊那市の第60回「伊那まつり」が開催されました。

5日にはまつりのメインイベント「市民踊り」が、行われました。

夕方からは、中心市街地を100連・6,500人の皆さんが参加して、「ダンシング・オンザロード」「伊那節」「勘太郎月夜唄」の踊りを繰り広げました。

まつり本部のある「いなっせビル」横のイベント広場では、「DORAGON横丁」が開設され、屋台村には多くの観客の皆さんがビールや伊那市名物「ローメン」などを楽しみました(写真はDORAGON横丁オープニングであいさつ)。

祭り2日目の6日は、午後から市役所駐車場を会場に「遊ing(ユーイング)ビレッジ」が開催され、夜には市役所横を流れる天竜川と三峰川の合流点で「花火大会」が開催されました。

花火大会では4500発の花火が上がり、市内外から集まった5万人ほどのファンが夏の夜のひと時を楽しみました。

伊那まつりは年々盛大になっており、市民踊りには多くの小学生やグループが参加し、遊ingビレッジは若者に大人気で、花火は家族連れが楽しんでいました。

まつりが終わると、すぐにお盆を迎え、それを過ぎると伊那の地も秋の気配がしてきます。


県議会決算特別委員会の調査に参加(1)

8月7日(月)・8日(火)の2日間にわたって県議会決算特別委員会の現地調査が行われ、委員として参加しました。

今回の調査は松本・木曽地域の県の現地機関が対象ですが、調査の内容について3回にわたって報告します。

第1回目は、安曇野建設事務所・犀川砂防事務所・松本養護学校・松本保健福祉事務所・中信教育事務所です。

私の行った主な質疑の内容は、次のとおりです。

① 松本養護学校

Q(酒井)本校は建物の老朽化が進むなど、施設の面でも課題が多いと思われる。決算の調書にはこのことが記述されていないが、明確に記述すべきではないか?

A 例年のとおり調書を作成したため記述しなかったが、来年度からは記述方法を改めたい。

② 松本保健福祉事務所

Q1(酒井) 「不妊に悩む方への特定治療支援事業」(体外受精等の費用の補助)について、支援の効果はどうか?

A この事業により妊娠した件数は保健所としては把握できないが、治療による妊娠率は一般的には30~35%と承知している。

Q2 介護サービス事業者同士の情報交換や県・市町村と事業者の情報交換の場が少ないため、保健福祉事務所がリーダーシップをとって場を設定すべきではないか?

A これまでは取り組みが不十分であったので、改善したい。