3月23日(水)から25日(金)まで、自民党県議団の県外政務調査活動に参加しました。
今回は、岡山県・兵庫県の議会や施設などの調査を行いました。
調査の概要をお知らせします。
1 岡山理科大学
・ この4月には理科大学としては珍しく、教育学部を新設します。
理科を苦手とする教員が多い中で、この大学では理科に強い教員を育成することを目標にしています。
長野県では県立の4年制大学の開設の準備を進めていますが、岡山理科大学教育学部の掲げる素晴らしい教育理念と教育内容は、県でも参考にすべきです。
2 岡山県・県議会
(1)子どもを虐待から守る条例
・ 議員提案で条例が制定されましたが、児童虐待が社会問題化されている中、この取り組みは注目すべきです。
(2)アスリートUターン促進事業
・ 県外に住む郷土出身のアスリートを、大学卒業時に県内企業に就職してもらおうとする取り組みですが、年々就職者数が増加しており、長野県としても取り組み手法は参考になります。
3 岡山県立図書館
・ 貸出冊数日本一を誇る図書館です。
・ 豊富な蔵書数と、書籍の借入手続きに時間をかけないスピーディーな管理システムが特長です。
・ 企画展にも工夫があり、借入者視点の図書館経営は、長野県でも参考になります。
4 兵庫県立武道館(写真:館長との意見交換)
・ 高い稼働率を誇る施設です。
・ 指定管理者を公募で決定していますが、管理事業者(現在は県体育協会)が創意工夫して運営コストに配慮しながら、高いサービスを提供しています。
・ 長野県では県立武道館の建設を検討していますが、施設の基本理念や管理運営方法など、県としても参考になります。