9月26日(土)に、駒ケ根市内で「伊那谷文明維新塾」が開催され、受講しました。
この勉強会は、20年にもわたり定期的に伊那谷で開催されており、世話役には宮下一郎財務副大臣もいらっしゃいます。
講師は林英臣氏(林英臣政経塾塾長、松下政経塾1期生)です。
私は今回初めて参加しました。
今回のテーマは「日本人力を養うための日本学」で、林先生の話はとても分かりやすく、納得できるものでした。
先生は、日本には他国にない固有の優れた思想・哲学というものがあり、これを守っていかなければならないこと、国家や企業などには確固とした「方針」がなければならないことなどを話されました。
また、世間にはパフォーマンスをする人がいるが、これを見抜く方法は、そこに私利私欲があるかどうかである。
その人の派手な言動にごまかされてはいけない、その事業の大きさに驚かされてはいけない、言うことの巧妙さや美しさに惑わされてはいけない。パフォーマンスは、自分の野望と私心を満たすために過ぎないのであって、他人はその人の道具にされている場合が少なくないことに、気づかねばならない、との話がありました。まったく同感です。
世間にはパフォーマンスをする人が多いと思います。私は、そういう人は嫌いですが、自分がそうならないよう、自分の言動に留意しなけなければならないと思っています。
今回の勉強会は、人としてどう生きるべきか、職業人としてどう活動すべきかなど、色々と考えさせられ 大変参考になりました。