10月10日(水)に行った9月議会一般質問の、私の質問と知事等の答弁の主な内容を報告します。
第2回目は、「医師の確保について」です。
1 医師の確保について(その1)
Q4 医師の不規則な勤務や長時間労働を改善するための「医師の働き方改革」を進めなければならないが、今後どう対応していくのか?
A4(健康福祉部長)
短時間正規雇用・ワークシェアリング・宿日直免除・育児ベビーシッターサービス導入など、医療従事者の働きやすい環境整備に取り組む医療機関を支援する。長野県医療勤務環境改善支援センターにより、医療機関が主体的・継続的に勤務環境改善に取り組むことができるよう支援していく。
Q5 県内高校からの医学部進学者数が低迷しており、将来県内で活躍する医師を確保するために、医学部進学者数を増やす必要があるが、今後どう対応していくのか?
A5(健康福祉部長)
医学部医学科への進学者数は年間100人前後で推移している。信州大学へ要請して、医学部定員120名のうち現在20名を県内高校出身者対象の地域枠として設定している。医学部進学者数の増加に向けた取り組みとして、高校生を対象としたセミナーや進学説明会を開催しているが、引き続き県内の高校生に働きかける。
Q6 医学部進学者数を増やすために高校改革の一環として、県立高校に医学部進学を目指す探究的なクラスを、1広域圏に1校程度設置することを提案するがどうか?
A6(教育長)
医学部進学のためのこうした仕組みづくりは、必要と考える。高校改革のため、高校の将来像を考える各地域の協議会でも、こうした観点を含めた議論をお願いしたい。