6月30日(金)に県議会の一般質問に立ち、知事などに質問や提案を行いました。
一般質問の質疑の内容は、5回に分けて報告します。
今回は、学びの改革(高校再編)について(1)です。
1 「学びの改革 基本構想」について
・ 今年3月に公表された「学びの改革 基本構想」は、県民の関心が低い。
・ 「学びの改革」とは何か、何故改革が必要なのか、学びの改革と高校再編の関係はどうかなど、広く県民に分かりやすく説明する必要がある。
※ 「学びの改革」とは?
「少子化が進み社会が劇的に変化している中で、より良い高校教育を保障するため、教育内容の充実と高校の再編を進める」改革。
Q1 今年3月に策定した「学びの改革 基本構想」について、現時点での感想は?
A(知事)基本的な認識・方向性は共有するが、まだ抽象的であると同時に大胆さが弱い。
Q2 「基本構想」に関して、県民の理解を得るために県では具体的に何を行おうとしているのか?
A(教育長)今年7~8月には、旧12通学区ごとの地域懇談会や、県内6地区での中学生及びその保護者との意見交換会を実施予定。地域懇談会では「基本構想」ついての説明し、意見交換を実施。10月に「学びの改革実施方針(案)」を公表する予定だが、パブリックコメントや地域懇談会、県議会での議論等を経て実施方針を策定する。
2 高校再編について(1)
・ 「学びの改革」を進めるために、「高校再編」のあり方は非常に重要。
・ 高校再編を行う上で最優先に考えなければならないことは、これからの高校生にとっていかに再編がメリットがあり、デメリットが小さいかということである。
Q1 現行の「第1期高等学校再編計画」を踏まえて、次期再編計画はどのように進めるのか?また、現行の再編計画を進めてきた中で、「学びの改革」に生かすべき課題は何か?
A(教育長)第1期では、総合学科高校や多部制・単位制高校等、新たなタイプの高校を設置し充実を図った。第1期では個別の高校を対象としたが、今回は地域の高校全体を総合的に検討する。今回は、社会の変化が激しいこれからの時代に向けて、学びのあり方を改革していくことが大きな特徴。