県議会2月定例会の一般質問は、2月26日から3月2日までの5日間にわたり行われましたが、私は3月2日(金)に知事等に対して質問を行いました。
質問の内容を、5回に分けて報告します。
第3回目は、観光振興について(その1)です。
1 県観光部と長野県観光機構のあり方について
Q 今後、県観光部と長野県観光機構はどのような役割分担を行っていくのか。
A(観光部長)観光機構は、高い専門性と柔軟性を活かし、県内のDMOや観光事業者の稼ぐ力を引き出す観光施策の実行組織として機能を強化する。観光部は観光地域づくりの基盤整備を進めるとともに、観光施策の企画立案などのシンクタンク的機能を担う。
※ 「長野県観光機構」:平成13年に設置した(社)長野県観光協会から平成28年に(一般社団法人)長野県観光機構に組織替え。
※ 「DMO」:観光地域づくりを進める法人。
2 観光地域づくりと地域振興局について
Q 地域振興局は地域の観光振興を図るため、広域連合や市町村あるいは「地域DMO」更には観光関係事業者とどのように関わっていくのか。
A(知事)地域振興局は、広域ごとのテーマやストーリーづくりの支援、広域型DMOの枠組み作り、事業の調整などに関わっていく。地域振興局が広域の調整役としての役割を発揮する。
※ 「地域DMO」:DMOのうち、狭い範囲(市町村や広域圏)を対象として観光地域づくりを進める法人。