議会県外調査を実施(2)

8月8日(月)から10日(水)まで、自民党県議団の県外視察調査があり参加しました。

9日には、富山市にあるまちづくり会社と輪島市役所他を調査しました。

「(株)まちづくりとやま」は中心市街地の活性化のために設置された第3セクターで、農産物直売場や交流広場、映画館の経営やコミュニティバスの運行などをしています。

28,8,9議員研修:富山市:まちづくりとやま

交流広場では、年中イベントが開催されており、賑わいが創出されています。また、農産物直売所場には近くに住む買い物客などで賑わっています。

28,8,9議員研修:富山市:まちづくりとやま;交流スペース
     交流広場でイベント準備の様子

富山市はコンパクトシティーを目指して、ハード・ソフトの両面から積極的な施策が推進されていますが、このまちづくり会社もこの施策の一環として運営され、効果を上げていると思います。

輪島市役所では、北陸新幹線を活用した観光振興などについて調査しました。

28,8,9議員研修:輪島市

輪島市では、昭和50年代に270万人あった入込客数が、近年は100万人にまで激減していました。昨年は新幹線開業効果もあり140万人まで回復しています。

市では様々な観光振興施策を行っています.

特にこれまで全く活用していなかった「千枚田」(棚田)を夜間にライト(LEDライト)で装飾するイルミネーションイベントを、10月から3月まで実施し、観光スポットとして人気がでてきています。

輪島市の成功例は、地元の人たちが気づかないすばらしい地域資源を、どう観光振興に生かしていくかのヒントを与えてくれます。