議会県外調査を実施(3)

8月8日(月)から10日(水)まで、自民党県議団の県外視察調査があり参加しました。

10日には、石川県七尾市役所を調査しました。

七尾市役所は、日本有数の温泉地・和倉温泉で有名ですが、近年観光客が減少するとともに人口も減少しており、これに何とか対応しようと北陸新幹線を活用した交流人口の増加対策や定住対策を進めています。

交流人口の増加に対しては、特にスポーツ合宿の誘致に力を入れています。

サッカーコート8面(人工芝)、テニスコート24面(人工芝)、野球場2面、陸上競技場(全天候型)などを整備し、合宿の誘致に積極的です。

七尾市陸上競技場
       七尾市陸上競技場

合宿は高校生の利用が多く、長野県の高校も利用しています。

大学生は駅伝の有名校も合宿しています。

全国の強豪校が合宿すると、強豪校との練習試合のために全国各地から合宿地に選ばれるという効果もあります。

施設の整備には巨額の投資が必要でしたが、国の交付金、合併特例債(平成16年1市3町合併)、過疎債などの有利な財源を積極的に活用しています。

スポーツ合宿は経済効果が大きく、長野県としても大いに参考にすべき事例だと考えます。