8月31日(月)・9月1日(火)の2日間にわたり県議会県民文化・健康福祉委員会の県内調査を実施し、委員長として参加しました。
今回は、中南信地区にある県関係の現地機関等です。
調査の主な結果を3回に分けて報告する2回目です。
3 諏訪湖周サイクリングロード(長野県自転車活用推進計画。諏訪市)
・ 長野県自転車活用推進計画では、長野県1周モデルルートの構築を目指し、「諏訪湖周」・「北アルプス」を先行区間に位置づけ、整備を進めています。
・ 諏訪湖周では、諏訪市・岡谷市・下諏訪町、県が整備区間を分担しています。
・ 今回調査したのは県整備の区間で、サイクリングロード(センターラインあり)とジョギングロード(赤い舗装)を分離しているため、安全性が確保されています(写真)。
4 男女共同参画センター(岡谷市長地)
・ 昭和59年に「婦人総合センター」として設置され、平成13年に現在の名称に変更されています。
・ 施設は鉄筋コンクリート3階建・床面積は3,352㎡で、事務室、ホール(504席)、研修室3部屋、視聴覚室兼音楽室、調理実習室、生活技術講習室を備えており、様々な研修やイベントなどに幅広く使用されています。
・ 主な事業は、研修、相談、情報発信などとなっています。
〇 男女共同参画センターにおいて組合立諏訪中央病院・岡谷市から要望
・ 新型コロナに関して組合立諏訪中央病院と岡谷市から県議会に対する要望を受け、組合長(茅野市長)・岡谷市長と意見交換を行いました(写真)。
・ 要望内容は諏訪中央病院及び岡谷市民病院の経営に関して、コロナの感染患者の受入や受入準備のための空床確保(諏訪14床・岡谷14床)などにより巨額の収入減(岡谷では4月~7月で3億円)が生じているため、国や県に対して財政支援を要望するものです。
・ また、現在県が進めている「地域医療構想」に関して、国では公立・公的病院の病床の削減を目指していますが、これは自治体病院が担っている役割を正しく評価していないからであり、改めて適切に評価するよう要望するものです。