議会委員会の調査を実施

10月9日(水)に、議会総務企画警察委員会の首都圏の県機関の調査があり、副委員長として参加しましたので主な内容を報告します。

 

1 東京事務所(千代田区都道府県会館内)

・ 現状と課題などについて説明があり、意見交換を行いました。

・ 産業立地については、大型の物件を誘致することが困難なため、市町村の誘致活動への支援に力点を置いている旨の説明がありました。

 

2 信州首都圏総合活動拠点(銀座NAGANO、中央区銀座)

・ 現状と課題などについて説明があり、意見交換を行いました。

・ 4階建ての建物のうち3つの階を借り上げ、1階がショップ、2階がイベントスペース・観光インフォメーションコーナー、4階が移住交流・就職相談コーナーです。

・ 開設して5年を経過しましたが、銀座という良い場所に立地し認知度も高まっており、来館者(平成30年度10万人)やショップの売上(平成30年度2.3億円)も順調に増加しています。

・ 移住に関する相談(平成30年度1200件)は、7割が40歳代まで、5割が都内在住者、7割がIターンとなっています。なお、長野県は「移住したい都道府県ランキング」1位(13年連続。宝島社「田舎暮らしの本」)となっています。

・ ショップの店頭での人気商品は、ブドウ(シャインマスカット、ナガノパープル)、リンゴ・なし、花、ワイン・シードル・日本酒、野菜、おやき(特に人気)、菓子などです。

・ 「牛乳パン」が人気で、飛ぶように売れています。(牛乳パンは長野県にしかなく、首都圏では珍しい存在です。)(写真。入り口付近のコーナーにあります)

・ それぞれに活動拠点としての機能を果たしていますが、10年の借上げ契約満了後のあり方が課題です。議会としても今後しっかり議論していかなければなりません。